本記事の内容
その①:前節のおさらいと現在の順位(20節終了時点)
その②:スタメン情報(前日予想スタメンと確定スタメン)
その③:試合結果・回顧
その③:ハイライト動画
前日の予想スタメンからはじまって、試合結果・回顧から鹿島アントラーズの監督コメント・選手コメントとハイライト動画をまとめています。
この記事を書いている人
2015年から鹿島アントラーズサポーターを続け、現在はSOCIOシルバーメンバーに入ってホームゲーム全試合と一部のアウェーゲームの観戦を2017年から続けている私が、鹿島アントラーズサポーターとしてのスタメン予想のほか、実際のスタメン情報から試合結果・回顧を備忘録として残すために記事を書いています。
前節のおさらいと現在の順位(20節終了時点)
前節はアウェーでガンバ大阪と対戦して0-2で敗戦、19節の大分戦に続いての2連敗となってしまい順位も暫定8位まで下がってしまいました。
スタメンには高さ対策で左SBに山本が入り、予想していた永戸はベンチにすら入らずのメンバーでしたが、19節の大分戦同様に前半から決定的なチャンスはあったものの全て決め切れず、後半に入ってガンバ大阪にPKからの失点で先制され、その後の反撃もむなしく追加点を献上してTHE END。
今シーズンに多いパターンの前半ゲームを支配して攻めてチャンスがある時に1点も決められず、その後逆に先制されて敗戦するというお決まりの負けパターンでした。
≫2020年【J1リーグ第20節】 G大阪VS鹿島 スタメン情報、試合結果・回顧
今節は鹿島よりも下位の暫定13位の横浜FCとホームで対戦します。
横浜FCとは今シーズンすでに11節でアウェーで対戦し、0-1で敗戦しています。
≫2020年【J1リーグ第11節】A 横浜FCvs鹿島 スタメン情報、試合結果・回顧
この下位チームとの対戦で勝ち点を上乗せ出来なかったのは、今シーズンを占う意味でかなり手痛い敗戦の1つでした。(あと1つはアウェーの湘南戦)
タラレバになりますが、ここで勝ち点3を取れていれば勝ち点36となり、暫定順位は最高で5位、勝ち点差は天皇杯出場圏の2位FC東京と「8」でした。
今節は2連敗明けでも中6日と体力も十分な状態での1戦です。
今節勝利して勝ち点3を積み上げれば最高で暫定5位へ浮上、負ければ最悪の場合10位は後退してしまいます。
ベストメンバーで挑める中、ここをまさかの敗戦となれば「ダブル」を達成させてしまうことにもなります。
天皇杯出場圏及びACL出場圏へ行くためにも毎度変わりませんが、ここも負けられない1戦です。
鹿島アントラーズ【スタメン情報】
予想スタメン
FW エヴェラウド 土居
MF 和泉 レオ 三竿 アラーノ
DF 永戸 関川 犬飼 小泉
GK 沖
ザーゴ監督のスタメンチョイスは、いつも1枠はプロの予想誌でも予想外のメンバーになるケースが多いですが、今節は中6日で負けられない一戦は現在のベストメンバーで挑むでしょう。
前節は戦略上ベンチ外だった永戸もここはスタメン復帰と予想。
FWエヴェラウドはここ2試合ゴールが無く、前節でも決定的チャンスを外してしまっていました。
今節は幸先の良い先制点を期待したいと思います。
確定スタメン
FW エヴェラウド 土居
MF 和泉 レオ 三竿 アラーノ
DF 永戸 関川 犬飼 小泉
GK 沖
▼ベンチメンバー
FW 上田
MF 白崎 松村 荒木 永木
DF 町田
GK クォンスンテ
スタメンは予想通りでした。
ベンチには久しぶりに白崎が入っています。
出場機会あればチャンスを生かした活躍を期待。
GK控えにはスンテも復帰。
鹿島アントラーズVS横浜FC【試合結果・回顧】
3-2 辛うじてWIN!
前半開始早々の2分にいきなり失点でゲームスタート。
そのすぐ後の13分にも追加点を奪われて2点差に。
横浜FCは鹿島のお株を奪うかのような、早いボール奪取と強いプレッシャーで、いいプレーはほとんど横浜FC。
鹿島は良いところなく前半終了。
後半57分の鹿島3枚替え(OUT:土居・レオ・和泉、IN:荒木・白崎・上田)により、すぐさまエヴェラウドのゴールで1-2に。
その後は一進一退が続くもののコーナーキックから
88分 横浜FCのオウンゴールで同点に追いつき
90+2分 小泉の逆転ゴールで劇的勝利!
今日は見ていて前半2分の失点から気分が沈んで最終的に逆転ゴールで気分は最高潮と言う、高低差ありすぎの展開でした。
結果勝利だったからよかったものの、一歩間違えたら悲惨なシーズンダブルを与える結果でした。
とはいえ、上位の2位FC東京と3位セレッソ大阪ともに敗戦した事から、2位天皇杯出場圏まで勝ち点8差、3位ACL出場圏まで勝ち点6差に詰めることが出来た、貴重な勝利でした。
鹿島アントラーズVS横浜FC【スタッツ】
●ボール支配率
鹿島59%
横浜41%
●シュート
鹿島17
横浜9
※枠内シュート
鹿島4
横浜4
●パス
鹿島595
横浜339
※パス成功率
鹿島81%
横浜73%
●FK
鹿島13
横浜15
●CK
鹿島8
横浜2
●総走行距離
鹿島108.2km
横浜112.5km
監督コメント
▼ザーゴ監督
立ち上がり早い時間帯で失点してしまい、そのあと立ち直ろうとしたところで再び失点してしまいました。前半、守備の部分で距離感が開き過ぎたり、相手との間合いを詰めることを連動してできなかったところがあったので、そこで後半に選手たちの配置を変えて相手に圧力を掛ける、つまり守備の部分でわれわれのプレッシングを掛けるところで距離感を近くやることを選択しました。それがうまくいって得点はしましたし、そこから同点や勝点3までつながったと思います。選手たちがあきらめずに、最後まで献身的にやったことが最後の得点につながったと思います。
--得点はすべて交代選手が絡んでいた。どんな指示を出して投入したのか?
ビハインドの状況でした。[4-4-2]から[4-3-3]に変えて、白崎(凌兵)が機動力をもたらし、上田(綺世)が前線でのキープをしたり、荒木(遼太郎)がしっかり背後に飛び出し、松村(優太)がまた新たな流れを引き寄せていきました。あとは永木(亮太)だと思います。ほぼ2得点に絡んでいる永木の仕事は、期待しているプレースキックの精度というところで彼が絡みましたし、選手たちがあきらめずにやってくれた。ほぼ後半はわれわれが圧力を掛けて、横浜FCさんをほぼシュートゼロに追い込むことができました。当然、得点という部分はもっと前に得点できる場面はあったのですが、今日の勝利は選手たちを評価しないといけないかなと思います。あきらめずに戦った姿勢、意欲が最後の逆転の得点につながったと思います。出典元
https://www.jleague.jp/match/j1/2020/101011/live#coach
選手コメント
▼小泉慶
--決勝ゴールについて。
僕はいつもこぼれの位置にいるんですけど、監督から上がれと言われた。変なことを考えず無になって打てたので入って良かったと思います。ボールが転がってきそうな感じもあったので、意外とマークもついてなかったので、しっかり準備して、ふかさないことだけ考えて打てたので良かったと思います。--鹿島での初ゴールとなったが。
ホームで点を決めたかったので、こういう形で初ゴールを取れて良かったと思います。--試合をひっくり返せた要因は?
なかなか立ち上がりはすぐに失点してしまって、最近負けている中でメンタル的にも「またかよ」というのが正直なところあった。ただ、ハーフタイムのときにも1点取れば絶対変わるという声が選手からもたくさん出ていた。みんなで一つひとつ、まず1点取ろうというところで、ほんとに良い時間で1点決められて、ああいう形で逆転できたのはほんとに良かったと思います。--5連戦の初戦を勝った。勢いづく勝利だったか?
もちろん今日負けるのと引き分けるのとでは全然違う。やっぱりホームですし、連敗していたので今日は絶対に勝ちたかった。勝てたのは良かったですけど、あの立ち上がりだったり失点のところだったりは反省しないといけないし、それ以外にもピンチはたくさんあったので、やられていなくても僕個人を含めて反省しないといけないところはたくさんあった。勝って良かったというところはありますけど、ちゃんとダメなところはダメで頭に入れて、次に生かさないとな、と思います。出典元
https://www.jleague.jp/match/j1/2020/101011/live#player
鹿島アントラーズ【ハイライト動画】
鹿島アントラーズ 【リーグ戦データ】
提供:FootyStats