こういったギモンにお答えします。
本記事の内容
・ハリアーのディスプレイオーディオについて
・そもそもなぜこの欠点が多いものに?
・ディスプレイオーディオの欠点と解決策
この記事を書いている人
ディスプレイオーディオ歴1年。
これまでずっと進化して使い慣れていたナビからの落差が大きすぎてショックを受けましたが、解決できるところは解決して今は何とか使い慣れてきています。
とはいえ、残酷なことを言うようですが、この「ディスプレイオーディオ」、これまでのナビと比較して残念に思うことが多いです。
社外ナビに付け替えるわけにもいかないので、不満に思える欠点をなるべく解決して使えるよう様にするして慣れるしかありません。
その方法を順に解説してゆきたいと思います。
ハリアーのディスプレイオーディオについて
クルマ好きの間でも話題になっているトヨタ・ハリアーの標準装備となっている「8.0インチ ディスプレイオーディオ」について解説します。
このディスプレイオーディオは普段使っているスマホのアプリなどをそのまま使えます。
そのため道路の更新情報などは、アプリのアップデートをするだけでいいことになり、かなり使い勝手がよくなったと言われています。
ただ、使い勝手が良くなったものの、その長所以上に「欠点が多くなった」「反対に使い勝手が悪くなった」という意見もよく聞かれます。
なぜ、ハリアーのディスプレイオーディオが、このように欠点が目立つと言われるのか…
この記事では、トヨタの「8.0インチ ディスプレイオーディオ」の欠点を洗いざらい紹介してゆきます。
そもそも、なぜこの欠点が多いものに変更されたのか?
ネットやユーザーに意見を聞いてもあまりよくない意見が挙がっているのに、なぜこのディスプレイオーディオが標準装備になったのでしょうか。
結論からいうと、時代の流れと思われます。
(将来的には良いものになるハズ)
今この記事をご覧の方の大半がそうかもしれませんが、わざわざカーナビで目的地を設定するという方法よりも、スマホのナビアプリで設定する方法の方が楽だと理由からスマホのナビアプリが使われるようになっています。
そのような観点から、このディスプレイオーディオはナビの機能をいっさいがっさい取り払い、オーディオ機器を専門としたものに変更したのです。
ただ、スマホのナビアプリを使わない人だけでなく、多くのユーザーからも批判の声が届くようになってしまったのも事実。
くどくて申し訳ないですが、ここからはこのディスプレイオーディオの欠点を紹介していきつつ解決策の有無とあればその方法を書いてゆきます。
ディスプレイオーディオの欠点と解決策
特に欠点と思われる点は以下の6つ
・画素数が悪すぎる
・音楽を流すのにも一苦労、いや十苦労
・スマホの電波が悪いとナビ使用が不安
・スマホの通信と負担の懸念
・従来のカーナビに比べて使いにくい
・走行中のテレビ視聴やディスプレイオーディオの操作ができない
順に内容と解決策を解説します。
画素数が悪すぎる
言葉で説明するのは難しいのですが、画素数というか画面の繊細さがマイナーチェンジする前のものより明らかに悪くなっています。
ナビをスマホに合わせるために、取り払うというところまではよかったのですが、画質が以前以上に悪くなるという本末転倒な事態が起きてしまっています。
⇒解決策:無し
音楽を流すのにも一苦労、いや十苦労
まずこのディスプレイオーディオでは、現代の流れに合わせるためか、コストカットのためかわからないが、ついにハリアーではCD・DVDのオプション設置もできなくなりました。
最近の人はCDを買わなくなったとはいえ、DVDを挿入してクルマでミニ鑑賞会をしていた人や、日常的にCDで音楽を聴いていた人たちにとっては痛手です。
個人的にも子供が小さいとDVDなんかはまだまだ必須かなとも思います。
現状、純正ではどう頑張ってもハリアーにDVD(CD)は取り付けが出来ません。
解決策⇒純正では無し
スマホの電波が悪いとナビ使用が不安
ディスプレイオーディオはスマホと通信して使用するために、田舎や山道などスマホの電波が届きにくい場所での走行となると、ナビの情報がうまく使えないという弊害があります。
都市部の走行では難なくこなせますが、田舎の道だと少し不安がありますね。
遠出をする機会が多い人にとっては場所の環境で電波が不安定になるのはつらいですね。
解決策⇒T-connectナビキットのオプションを付ける(+11万円)
もしくはJBL12.3インチディスプレイオーディオにする(約+36万円)
いわゆる従来のナビのマップ機能を入れておくか、高額なメーカーオプションにすることで、スマホの電波状況に関係なくマップ機能が使えます。
※T-connectナビキットは納車後の後付けも可能、JBLディスプレイオーディオはメーカーオプションにつき、契約時にオーダーが必要です。
スマホの通信と負担の懸念
次に紹介するのがスマホ自体にかかる負担です。
スマホの機能を使ってこそ生きるのがディスプレイオーディオです。
よってバッテリー残量を維持するために、常に充電コードをつないでおく必要があるので、スマホのバッテリーを劣化させることを進めてしまうことに繋がります。
更に、ディスプレイオーディオはナビアプリを反映するために多くの通信量が必要となります。
自分の通信料金プランを把握しないで、利用すると通信制限にかかってしまう可能性もあるので、使用する際はぜひご注意が必要です。
解決策⇒バッテリー残量少ない場合は解決策無し、
通信料金はギガ数多いプランで契約する(負担増)
従来のカーナビに比べて使いにくい
従来のカーナビはおそらく、老若男女だれでも一度は使ったことがあると思いますし、使い方もシンプルでした。
しかしながら、標準装備となったディスプレイオーディオは、スマホとの接続方法がややこしいことや、そもそもスマホの使い方に慣れてない人達にとっては扱いにくくなったといえるでしょう。
解決策⇒慣れるしかない
もしくは、上述のT-connectナビキット追加やJBLディスプレイオーディオへの変更をする。
走行中のテレビ視聴やディスプレイオーディオの操作ができない
従来のカーナビなどではテレビを視聴することができていました。
ただこのディスプレイオーディオでは、TVでは視聴ができなくなりました。
また走行中の機器の操作もできません。
これらの制約は、カーナビやディスプレイオーディオ凝視による、ながら運転や運転中の注意力を散漫するのを防ぐためと、そもそもながら運転撲滅化への対応かと思われます。
TVを視聴するためにテレビナビキット等のオプションを取り付ける事で視聴可能となりますが、このテレビナビキットも純正のものでは用意がありません。
解決策⇒社外製テレビナビキットを取り付ける。
参考まで、この欠点を解決する社外製のテレビナビキットについて、まとめた記事があります。
記事での車種はアルファード書いていますが、同じものがハリアー用であります。
具体的に書かれていますので、是非こちらの記事を参考にしてこの欠点を改善してみてはいかがですか?
≫【大失敗】トヨタ・アルファードのディスプレイオーディオでテレビは?
【まとめ】
本記事のポイントをまとめます。
・ハリアーの乗り換えたものの、従来のナビよりディスプレイオーディオになって使いにくくなった。
・ディスプレイオーディオ化は時代の流れ、今後は徐々にマッチしてゆくと思われます。
・画素数の改善は不可
・DVD・CDは純正では取り付け不可能
・T-connectナビを取り付ける(オプション)ことで、スマホ圏外のところでも安心
・ディスプレイオーディオを使い倒すにはスマホ通信量が多いプランが必要
・従来のカーナビより使いにくく、慣れるかナビキット・JBLシステムを取り付けるしかない。
・走行中のテレビ視聴やディスプレイオーディオの操作は社外製テレビナビキットの取り付けで解決する
繰り返し残酷なことを言いますが、ディスプレイオーディオは今のところ従来のナビと比べて様々な面でおとります。
あなたもディスプレイオーディオを少しでも快適に使えるよう、解決できるところは解決して少しでも快適に付き合ってゆきませんか?
それではこれで終わりにします。