本記事の内容
1.前節のおさらいと現在の順位(前節終了時点)
2.スタメン情報(前日予想スタメンと確定スタメン)
3.試合結果・回顧
4.ハイライト動画
前日の予想スタメンからはじまって、試合結果・回顧から鹿島アントラーズの監督コメント・選手コメントとハイライト動画をまとめています。
この記事を書いている人
2015年から鹿島アントラーズサポーターを続け、現在はSOCIOシルバーメンバーに入ってホームゲーム全試合と一部のアウェーゲームの観戦を2017年から続けている私が、鹿島アントラーズサポーターとしてのスタメン予想のほか、実際のスタメン情報から試合結果・回顧を備忘録として残すために記事を書いています。
前節のおさらいと現在の順位(前節終了時点)
・前節のおさらい
・現在の順位
・今節の見通し
以下に解説します。
前節のおさらい
前節はホームで清水エスパルスと対戦し、2-0の完勝でした。
浦和戦に続いて前節でも前半から幸先良く前半開始早々から上田綺世のゴールが決まり、その後前半のうちに上田綺世の2試合連続の2得点目も決まって、ある意味今年不慣れな前半から2点のリードでゲームをリードして進める事が出来たラクな展開でした。
その後の追加点は奪えませんでしたが、結果的には2点差・クリーンシートでの完勝。
監督交代後に調子を上げて来ていた清水エスパルスですが、見事に撃破。
ACL出場に望みを繋げることが出来ました。
気がかりは鼻の骨折で途中交代となったエース・エヴェラウド。
月曜日に手術を行ったばかりですが、今節も出場の予定とのこと。
大丈夫なのでしょうか?
現在の順位
現在の順位はACL出場圏となる3位名古屋と勝ち点差3の5位に付けています。
最終節を前にしてやっと全チームの消化試合数が合いました。
ミッドウィークにセレッソ大阪がサガン鳥栖に破れ、勝ち点59の4位のままとなり、最終節の結果によっては3~5位の中での順位変動があります。
鹿島勝利、
名古屋・C大阪ともに敗北で3位浮上。
名古屋勝利で4位浮上
となります。
鹿島アントラーズは勝利しないと5位のままとなるので、最後の最後も「負けられない1戦」です。
今節の見通し
最終節はホームで4位セレッソ大阪との一戦です。
セレッソ大阪とは今シーズン、リーグ戦(アウェー)で対戦し勝利しています。
当時、川崎フロンターレに次ぐリーグ2位で好調だったセレッソ大阪を撃破した光るゲーム内容でした。
≫2020年【J1リーグ第17節】 C大阪VS鹿島 スタメン情報、試合結果・回顧
ここ2戦は2連勝しFWの上田綺世も連続2ゴールをあげている好調の鹿島アントラーズに大して、セレッソ大阪は△●の1分1敗と明らかに調子を落としています。
しかも、鹿島アントラーズは中7日に対して、セレッソ大阪は中2日で主力組も休めることが出来ていません。
明らかに鹿島アントラーズには追い風要因が多いです。
唯一気になるのは、セレッソ大阪は引き分け以上で良い事。
鹿島アントラーズが苦手とする、引いてガッチリ守られてのカウンター狙いで最悪は引き分ければ良い戦術で来られると、いくら追い風があったとしても分が悪くなりますね。
こういった点でも見どころ満載の最終節です。
鹿島アントラーズ【スタメン情報】
・前日予想スタメン
・確定スタメン
試合前日に鹿島アントラーズのスタメンを予想しています。
当日、実際のスタメンを掲載しています。
前日予想スタメン
FW エヴェラウド 上田
MF 土居 レオ 三竿 アラーノ
DF 永戸 町田 犬飼 広瀬
GK 沖
上述の通り、鹿島アントラーズは引き分け以下は不要でC大阪に引き分け狙いをされたとしても、そこをこじ開けて勝利のみを狙わねばなりませんから、右SBは堅守の小泉ではなく、広瀬をスタメン起用してエヴェラウド・上田綺世へバンバンとセンタリングを上げてくると予想します。
左SBはコロナウィルス感染からスタメンはおろかベンチにも入っていない永戸がここでいきなり出てくることは考えにくいものの、そこはザーゴ監督、一般の予想に反していきなり永戸を起用し左からの攻撃もバンバン打ってくると予想します。
確定スタメン
FW エヴェラウド 上田
MF 土居 レオ 三竿 アラーノ
DF 山本⇒杉岡 町田 犬飼 永木
GK 沖
▼ベンチメンバー
MF 松村 荒木 名古 遠藤
DF 広瀬 関川
GK クォンスンテ
スタメンは当初左SBスタメン発表のあった山本がウォーミングアップ中の負傷で杉岡がスタメンに。
そして右SBはここまで連続スタメンだった小泉が謎にメンバー外で永木が・・・。
両SBともに今季の主力で挑めないという不利なメンバー構成でACL出場を狙います。
結果はいかに、、、?
鹿島アントラーズVSセレッソ大阪【試合結果・回顧】
1-1 引き分け。。。
ACL出場圏を賭けた今季最終戦は痛恨のドローとなり,ACL出場の可能性が残る4位へは浮上出来ませんでした。。。
スタメン発表されていた鹿島アントラーズ・山本のウォーミングアップ中の負傷による杉岡への急遽のチェンジから始まったゲームは、一進一退の展開が進む中、83分にセレッソ大阪・丸橋の綺麗な弧を描くミドルシュートが決まって0-1に。
その7分後の90分、鹿島アントラーズはエース・エヴェラウドのミドルが決まって1-1の同点に追いつき、そこからの怒涛の攻撃を展開するものの、惜しいシュートやバーに嫌われるシュートが続いてゲームセット。
負ける時はこんなものと言わんばかりの惜しいシュートのオンパレードでしたが、最後の最後まで見どころ満載の試合展開でした。
小泉は今週の練習中に負傷したようですね。
山本もウォーミングアップ中に負傷と、鹿島アントラーズは最後の最後にツキもありませんでしたね。
・監督コメント
・選手コメント
・鹿島アントラーズデータ
は以下の通りです。
監督コメント
▼ザーゴ監督
試合前から分かっていたことですが、相手は引き分けでプレーオフ進出ができるわけだったので、そういうことをしてくるだろうと予想していました。われわれがやらなければいけないのは、勝たなければいけないということで、焦りや急ぎ過ぎたりすることがないようにと言いました。そこから前半の最初にポストに当たってしまったシュートがあって、そのあとはなかなかうまく得点になりそうな状況は作れませんでした。後半の入りは良くなく、失点してしまい、そのあと同点に追いつきましたが、そこから3、4回明らかなチャンスがありながらゴールが入りませんでした。これで残念ながら、われわれに最後残っていた唯一の目標であるACL出場を手にすることはできませんでした。それは非常に残念ですし、来年に向けて気持ちを切り替えて取り組んでいかなければならないと考えています。来年こそ、必ずなんらかのタイトルを手にすることを実現したいと思います。
--最後は温かい拍手に包まれていた。サポーターにメッセージがあればお願いします。
今季の序盤、6、7試合くらいは選手が変わって、スタッフが変わって、監督も変わって、全部が一気に浸透するまでには時間が掛かってしまいました。そのあとはだいぶ理解してもらって、実行もできるようになって、良い状態になってきました。ただ、特に序盤は信じてくださった皆さん、支えてくださった皆さんには感謝したいと思います。それ以降も、われわれを信じ続けてスタジアムや画面越しに応援してくれたことは、感謝したいと思います。結果が出なかったことは悔しいですが、来年はしっかりと皆さんの期待に応えられる成果を示すことができたらと思います。出典元
https://www.jleague.jp/match/j1/2020/121904/live#coach
選手コメント
▼エヴェラウド
正直、まだ正しい言葉や表せる言葉は出てきません。結果も重くのしかかっています。だからといって下を向いているわけにはいかないので、前を向いてやっていくしかないですね。
--先制を許したあと、怒とうの攻撃を見せた。どんな気持ちでプレーしていたのか?
90分を通して、鹿島はチャンスもボールも多く持っていましたし、チャンスを決められなかったのが大きかったと思います。試合直後で、自分自身も飲み込めていない状況です。悲しいのも含めて、言葉にするのがすごく難しいです。--Jリーグでプレーしていて難しいと感じたところと、それでもこれだけゴールを挙げられた理由を教えてください。
チームのことを言いますと、当初いろいろなものが変化している中で、戦術だったり、選手だったり、その中で慣れるというところで時間が掛かってしまったと思います。そのせいで出遅れてしまったことが今年を象徴していると思います。ただその中でチームとしてハマり始めて、実際に今日もACLの出場枠を賭けた直接対決となりましたし、その意味ではシーズン後半になるにつれて順位を上げ、調子が良くなってきたんじゃないかと思います。個人的には、Jリーグという早いリズムのすごく強度の高いサッカーをやる上で慣れるのは確かに難しかったですし、やったことがなかったサッカーでした。ただ、1シーズン目に残した記録、数字というものについては周りにも感謝していますし、自分としても良い数字を出せたのではないかと思います。
出典元
https://www.jleague.jp/match/j1/2020/121904/live#player
▼沖悠哉
--率直な感想は?
まず今年いろんなことがあった中でJリーグを、試合を開催できて、本当にいろんな方のおかげで開催できたと思うし、そこは感謝して、シーズンを終われたことにホッとしています。--ACLをかけた戦いだったが?
やっぱり勝たないといけない状況の中で、こういう注目をされる試合になってくると勝敗を決めるのはGKだと思っていた。今日はゲームをやっていて、GKの差で相手は引き分けに持っていった感じもするし、自分はもっともっとレベルアップできるなと感じました。--1対1のセーブもあったから最終盤の猛攻につなげられたと思うが?
あの1対1以外にも危ないシーンはありました。それはフィールドの全員の選手が守ってくれたから、あの1対1のシーンしかなかったけど、GKである以上ああいうシーンはもちろんある。Jリーグの相手になってくるとプレースピードだったり、相手の判断の速さに驚くことも多いですし、それは今日の試合でもそうだった。柿谷(曜一朗)選手や清武(弘嗣)選手は、いつ首を振って逆サイドを見てるんだという驚きもあったし、それはもっともっと自分が試合に出て、高いレベルを経験して見えてくる世界だと思う。またこれも勉強だと思って、なかなか切り替えるのが難しいですけど、代表合宿もあるので、またそこに気持ちを切り替えて頑張っていきたいなと思います。出典元
https://www.jleague.jp/match/j1/2020/121904/live#player
鹿島アントラーズ リーグ戦データ
提供:FootyStats
鹿島アントラーズVSセレッソ大阪【ハイライト動画】
【2020年J1リーグ】鹿島アントラーズ 最終順位
2020年J1リーグ最終順位は【5位】でした。
リーグ戦は開幕から4連敗するところからスタートしました。
今年はザーゴ監督のもと、かしまの建て替えの年として挑んでいる事から「やむなし」と見ながらサポーターは我慢の年となるはずでしたが、最終的にはACL出場圏を争う位置にまで上昇し、最終節のセレッソ大阪戦は本当に最後の最後まで熱い戦いを見せてもらえました。
(後半アディショナルタイムラスト1分が特に熱かった)
残念ながら2年連続でACL本選への出場はなりませんでしたが、2021年への期待を抱かずにはいられなくなりましたね。
これから選手の出入りが発表されて、2020年のメンバーで挑むことはありませんが、一緒にここまで持ちあがってきた事実は2020年のユニフォームデザインとともに記憶に刻み、新メンバーでの2021年の飛躍を期待しましょう。