本記事の内容
1.前節のおさらいと現在の順位(前節終了時点)
2.スタメン情報(前日予想スタメンと確定スタメン)
3.試合結果・回顧
4.ハイライト動画
前日の予想スタメンからはじまって、試合結果・回顧から鹿島アントラーズの監督コメント・選手コメントとハイライト動画をまとめています。
この記事を書いている人
2015年から鹿島アントラーズサポーターを続け、現在はSOCIOシルバーメンバーに入ってホームゲーム全試合と一部のアウェーゲームの観戦を2017年から続けている私が、鹿島アントラーズサポーターとしてのスタメン予想のほか、実際のスタメン情報から試合結果・回顧を備忘録として残すために記事を書いています。
前節のおさらいと現在の順位(前節終了時点)
・前節のおさらい
・現在の順位
・今節の見通し
以下に解説します。
前節のおさらい
前節はホームで浦和レッズと対戦し、4-0の完勝でした。
前半から幸先良く上田のダイビングヘッドでのゴールが決まり、その後前半のうちの追加点はありませんでしたが、後半開始早々にも上田の2ゴール目が決まり今シーズンでは数少ないリードしたラクな展開で進み、結果的には4点差・クリーンシートのおまけ付きでの勝利。
順位も暫定4位に上昇して約2週間の中断期間を迎えることが出来ました。
(変則日程によるもので、他チームはこの間も試合消化あり)
しかし、この中断期間に2位ガンバ大阪の試合消化が進み勝利した事で勝ち点62となり、鹿島アントラーズの天皇杯出場は無くなってしまいました。
現在の順位
現在の順位はACL出場圏となる3位名古屋と勝ち点差4の暫定5位に付けています。
現時点の上位チームの勝ち点と消化試合数は
鹿島アントラーズは勝ち点55/32試合消化済に対して、
3位名古屋が59/32試合
4位セレッソ大阪は58/31試合になっています。
鹿島アントラーズは残り2試合全勝で勝ち点61。
これに対し
名古屋は2戦1勝で勝ち点62、
セレッソ大阪は3戦2勝で64、1勝で61
になります。
天皇杯優勝チームがJリーグチームならばリーグ戦4位までACL出場権利が回ってくるので、とにかく残り全勝して吉報待つしか無いのが鹿島アントラーズの置かれた立場になっています。
いずれにしても厳しい状況です。
なお、今節の結果後の順位は、鹿島アントラーズ勝利で最高暫定4位へ浮上、負けても変わらずの暫定5位になります。
今節の見通し
今節はホームで暫定16位の清水エスパルスとの一戦です。
清水エスパルスとは今シーズン、リーグ戦(アウェー)とルヴァンカップで対戦済でいずれも勝利しています。
≫
しかしその清水、前節はリーグ王者川崎フロンターレを最後まで苦しめてあわや勝利と言う場面を作っています。
平岡宏章監督に変わってからはこの引き分けを含む3勝2分1敗とチームが完全に持ち直しています。
ここへ来て完全に調子が上がっているので、油断禁物です。
しかし、鹿島アントラーズも今節からは新型コロナウィルス関連の離脱者が完全に復帰してくるでしょうから、ベストメンバーでの布陣に期待したいですね。
鹿島アントラーズ【スタメン情報】
・前日予想スタメン
・確定スタメン
試合前日に鹿島アントラーズのスタメンを予想しています。
当日、実際のスタメンを掲載しています。
前日予想スタメン
FW エヴェラウド 上田
MF 土居 レオ 三竿 アラーノ
DF 永戸 町田 犬飼 小泉
GK 沖
スタメンには、左SBに永戸の復帰。
右SBは最近の傾向でスタメンに小泉で入って交代で広瀬を使って攻撃のスイッチを入れるパターンと予想します。
※CB奈良としていましたが誤りで⇒町田に訂正しました。
確定スタメン
FW エヴェラウド 上田
MF 土居 レオ 三竿 アラーノ
DF 山本 町田 犬飼 小泉
GK 沖
▼ベンチメンバー
MF 名古 松村 荒木 遠藤 永木
DF 広瀬
GK クォンスンテ
左SBの永戸はスタメンはおろかベンチにも入らず!
FWのベンチメンバーも不在、ザーゴ監督の選手選考は・・・?
鹿島アントラーズVS清水エスパルス【試合結果・回顧】
2-0 WIN!
上田綺世の前半開始早々4分の先制ゴールと36分の追加点で2-0とリードしてそのまま逃げ切っての完勝。
前節に続くクリーンシートで終えることが出来ました。
前半で2得点して、ここからの追加点を奪えなかった点に不満は残るものの、危なげない試合結果でした。
これで上田綺世は2試合連続の2ゴールで今シーズンのゴール数は10と2ケタに乗せました。
今シーズンのケガ離脱が無かったら、どういう結果だったのか?
得点数とともにチーム順位でも影響は大きかったと思えます。
A代表・海外進出する日も近いか?!
一方、2ゴール目をアシストしたファンアラーノのスルーパスも光っていました。
毎試合、縦横無尽に動き回って気が付けば鹿島に無くてはならない働きをしてくれています。
今回のこういったスルーパスこそアラーノの持ち味でしょう。
順位ですが、セレッソ大阪と名古屋グランパスエイトはともに引き分けたため順位の変動はありませんでしたが、辛うじてACL出場圏への望みを繋いで次週の最終節を迎えることになりました。
・スタッツ
・監督コメント
・選手コメント
・鹿島アントラーズ リーグ戦データ
は以下の通り。
鹿島アントラーズVS清水エスパルス【スタッツ】
(※カッコ内=前半のみの数値)
●ボール支配率
鹿島 47%(47)
清水 53%(53)
●シュート
鹿島 23(10)
清水 11(4)
※枠内シュート
鹿島 9(6)
清水 0(0)
●パス
鹿島 478(245)
清水 549(273)
※パス成功率
鹿島 82%(82)
清水 84%(86)
●FK
鹿島 19(10)
清水 16(5)
●CK
鹿島 7(3)
清水 7(4)
●総走行距
鹿島 117.7km(58.9km)
清水 115.6km(57.1km)
清水はボールポゼッションで上回るものの、シュート数は鹿島の半分以下で枠内シュート数に関しては0。
監督コメント
▼ザーゴ監督
思っていたよりも良い形の入りができて、特に前半は良くて、2点は取りましたけど、もっともっと(点が)取れる状況であったと思います。ただ、相手がいるので相手も必死にそこに耐えていました。ハーフタイムに入って、相手も1つ前にプレッシャーを上げてきたところがあったり、自分たちも受け身になってしまって苦しい部分はあったんですけど、もう少し得点数を増やすチャンスはありました。ただ、いまは内容という部分も大事ですが、われわれにとっては勝つことが一番であり、ACLに向けた争いをするところにつながってくるので、そこについては首の皮がつながっている。チームとしてやらなければいけないことだったので、結果が出て良かったです。
--上田 綺世選手が2試合連続の2ゴールでした。あらためて評価を。
本当に彼の決定力については前々から言っていました。彼だけでなくエヴェラウドのパフォーマンスも良かったと思います。おそらく上田にケガがなければ、エヴェラウドと同じ得点数を稼ぐことができたと思います。そうすると、チームとしてもプラスな結果を出すことができたのではないかと思います。非常にプロフェッショナルとしてどうあるべきなのか、グラウンド内外の取り組み方を改善して、非常に良い形になってきているので、これを継続することが非常に重要だと思います。練習のパフォーマンス、試合のパフォーマンスも非常に高く、強度も維持できています。あとはこれを継続していくことではないかと思っています。いまこの状態を保つことができれば、おそらくA代表に呼ばれる日も近いと思います。出典元
https://www.jleague.jp/match/j1/2020/121203/preview#coach
選手コメント
▼上田綺世
--2試合連続2得点、1点目を振り返って。
あれはこぼれ球でしたし、運が良かったというだけのゴールだと思います。ディフェンスの選手の股を狙ったつもりはなかったですけど、GKに当てないように意識しました。--2点目について。
ファン(アラーノ)が前を向いた瞬間に、動き出しもいろんな選択肢があったんですけど、一番ゴールに近く、一番難しい選択肢を自分なりに選んだので、出てこないかなという気持ちもありながら動いたんですけど、ピンポイントにファンがパスを出してくれたので、気持ちよくゴールを決めることができました。--2試合連続2得点したことについて。
FWの仕事を全うできている。結果に関してはですけど、FWとしての仕事ができていると思いますし、これがもし2-2だったらもう1点必要だったというだけなので、今日の試合に関しては、仕事ができたのではないかと自信を持っていいと思います。--ACL出場権獲得の可能性を残せたことについては?
僕たちの目標もそこにあるので、最終戦は上位のチームと直接対決になりますけど、他力にはなりますけど、あくまで自分たちの勝利が前提なので、そこは見失わないようにチームとしても戦いたいと思います。--ゴール前の落ち着きに気を遣っている部分は?
僕がシュートを打つときは選択肢をより多く持つ、その余裕が大事だと思っているので、相手に選択肢を絞られる前に数ある選択肢を自分で選ぶということを意識しています。シュートを右足でファーに巻く、ループ、タイミングをズラしてトーキックとかいろいろ考えましたけど、GKが勢いよく出ていたので、逆にテンポを変えてかわしにいくという選択肢が、自分の中に、落ち着きの中にポンと浮かんだので、うまくいったゴールだと思います。--残る1試合、サポーターと盛り上がりたいという思いがあるのか?
鹿島のサポーターの皆さんは、おそらく盛り上がるとかそういうことではなくて、鹿島として常勝軍団ですから優勝を後押しするために来ていると思いますし、今年は優勝を逃してしまいましたけど、1つでも上の順位を目指してそれを後押しするために来ていると思いますし、僕たちもそれに応えたいですし、他力ではありますけど、上位を狙っている以上は次の勝ちは絶対に必要なので、サポーターと一緒にしがみついていきたいと思います。出典元
https://www.jleague.jp/match/j1/2020/121203/preview#player
▼ファンアラーノ
--2点目の場面について。状況を読んでいて、相手のボランチがクロスを上げるなと思い、犬飼(智也)がクリアすることも予測してポジションを取っていました。そこでボールが落ちてきて、相手の選手が寄せてきたんですけど、そこをかわしてカウンター気味の状況になりました。あとは上田(綺世)の動き出しも本当に素晴らしい動き出しで、パサーにとって出しやすいタイミングと状況を作ってくれたので、そこに合わせてあげただけで、あとは彼の能力だと思います。
--今日、勝ったことでACLの可能性もつながったことについては?首の皮がつながったので、自分たちの目標に向かってやっていく。まずは次節でしっかり勝つ。出場枠を手にできるか決定するのは他力というところがありますが、自分たちが負けたら何も意味はないので、自分たちが次の試合も集中して取り組んで、勝って、その後、終わったところで出場枠を手にしているというプラス思考のイメージを僕は持っています。まず、自分たちがやるべきことをやって、最終節が終わったときに結果を見て、良い喜びができればなと思っています。
--ホームでの終盤戦はサポーターを楽しませる試合ができているが、サポーターへのメッセージを。やっぱりサポーターが期待してるのは勝つこと。このクラブは勝たないといけない。無失点でいけることはチーム全体として自信が深まりますし、前の選手としては後ろがGK、両SB、両CBがしっかり守ってくれているんだな、という安心感があって攻撃に専念できます。チームとしての自信を深め、高めるためには良い結果だと思います。僕はプラス思考でいるので、まずレッズ戦と今日の試合に来てくれた皆さんに感謝して、最終節のセレッソ戦にも多くの皆さんに来ていただいて、ACLの出場枠を手にする姿を目に焼き付けてほしいし、そういう状況になると僕は確信しているので、そういう中で結果を出すことができればな、と思います。
出典元
https://www.jleague.jp/match/j1/2020/121203/preview#player
鹿島アントラーズ リーグ戦データ
提供:FootyStats
鹿島アントラーズVS清水エスパルス【ハイライト動画】