本記事の内容
その①:前節のおさらいと現在の順位(前節終了時点)
その②:スタメン情報(前日予想スタメンと確定スタメン)
その③:試合結果・回顧
その③:ハイライト動画
前日の予想スタメンからはじまって、試合結果・回顧から鹿島アントラーズの監督コメント・選手コメントとハイライト動画をまとめています。
この記事を書いている人
2015年から鹿島アントラーズサポーターを続け、現在はSOCIOシルバーメンバーに入ってホームゲーム全試合と一部のアウェーゲームの観戦を2017年から続けている私が、鹿島アントラーズサポーターとしてのスタメン予想のほか、実際のスタメン情報から試合結果・回顧を備忘録として残すために記事を書いています。
前節のおさらいと現在の順位(25節終了時点)
前節はホームで名古屋グランパスエイトとの勝ち点6の価値のある試合を0-2で落としてしまいました。
ウォーミングアップ中の三竿健斗のケガから始まった不吉な予感は、
ゲーム開始早々の金崎夢生のラフプレー、
和泉のPK献上
同じく和泉の負傷退場
アラーノのイエロー2枚(レッド)で退場と、、、
一気に出場不可能(可能性)者が3人も出てしまって敗戦と言う
とんでもない内容のゲームでした。。。
結果、順位は6位のままだったものの、天皇杯出場圏の2位ガンバ大阪とは勝ち点6差、ACL出場圏の3位名古屋グランパスエイトとは勝ち点3差となってしまいました。
勝ち点差こそ名古屋とは3だけなものの、今年は変則日程で試合消化数に各チーム差があり、鹿島アントラーズはここまで27試合終了しているのに対して、ガンバ大阪は25試合、名古屋グランパスエイトは26試合しか消化していません。
よって消化していないゲーム分は勝ち点上積みの可能性があるので、勝ち点差を額面通りに受け取れないのが現状です。
今節はやはり変則日程で31節の横浜F・マリノス戦をアウェーで戦います。
今回も中2日という過酷日程のなか、上述の通り前節でケガとレッドで3人を欠く可能性が高く、ザーゴ監督の采配に注目です。
横浜F・マリノスとはホームでの5節で戦い、2020年の初勝利を飾っています。
≫2020年【J1リーグ5節】鹿島VS横浜M スタメン情報、試合結果・回顧
とは言え2019年のチャンピオンチーム、昨年もアウェーは完敗しているし今回は鹿島のレギュラーメンバーも不在。
厳しい状況ではあるものの、勝利を期待します。
鹿島アントラーズ【スタメン情報】
・前日スタメン予想
・確定スタメン
順に解説します。
前日スタメン予想
FW エヴェラウド 上田
MF 土居 レオ 永木 遠藤
DF 永戸 町田 犬飼 広瀬
GK 沖
3人離脱で厳しい台所事情は5節のスタメンに近い上記布陣と予想。
上田がCFの位置にエヴェラウドは左MFの形。
右SBは広瀬が復帰し、ボランチはレオ・永木コンビが連続出場と予想。
ベンチには伊藤翔も再度入ってくと予想します。
確定スタメン
FW 上田 土居
MF エヴェラウド レオ 永木 荒木
DF 永戸 町田 犬飼 小泉
GK 沖
▼ベンチメンバー
FW 伊藤翔
MF 松村 名古 遠藤 三竿
DF 常本
GK クォンスンテ
MF2人(和泉・アラーノ)を欠く状態となり、FWには上田が入ってエヴェラウドが左SHでスタメンに。
控えに伊藤翔とケガが心配された三竿も入っています。
横浜F・マリノスVS鹿島アントラーズ【試合結果・回顧】
2-3 WIN!
天皇杯出場圏及びACL出場圏に入るためにはもう負けられない状態で、前半から相次ぐ失点で2点のビハインドとなってしまった時は、ホーム横浜FC戦を思い出しましたが、マリノスには逆転はどうかなと思ったのもつかの間、そこからゴラッソゴール3連発で見事逆転勝利となりました。
前半のうちに上田綺世のゴラッソで1点差まで詰め寄っていた点が大きく、後半頭から荒木に代えて遠藤が入ってからは鹿島ペースで進められ、エースエヴェラウドと遠藤の連続ゴラッソで勝負を決めました。
遠藤のゴラッソのアシストは途中から入った伊藤翔で、これも今後生きると良いなと思います。
次節はいよいよホームで川崎フロンターレを迎えます。
アラーノが戻ってきてどういったメンバーで挑むのか?
期待したいですね。
横浜F・マリノスVS鹿島アントラーズ【スタッツ】
(※カッコ内=前半のみの数値)
●ボール支配率
鹿島47%(43)
横浜53%(57)
●シュート
鹿島27(11)
横浜13(7)
※枠内シュート
鹿島7(2)
横浜5(2)
●パス
鹿島459(208)
横浜507(293)
※パス成功率
鹿島74%(72)
横浜83%(86)
●FK
鹿島23(11)
横浜13(10)
●CK
鹿島10(6)
横浜5(1)
●総走行距離
鹿島116.3km(57.8km)
横浜121.1km(60.4km)
鹿島アントラーズの総シュート数は27!
監督コメント
▼ザーゴ監督
まず非常に素晴らしいスペクタクルを皆さんに提供することができたのではないかと思います。確かに2-0というビハインドからスタートすることになりましたけど、冷静にプレーをし続けて点を取りました。前半で追いつくチャンスもあったんですけど、冷静さを欠かさずにやり続けたところは非常に評価できると思います。後半、自分たちの方がチャンスを多く作っていったと思います。それをしっかり決めて勝利を手にすることができたと思います。選手たちがこういう難しい試合をしっかりあきらめず、冷静にプレーした成果が、結果として表れたと思います。
--素晴らしい逆転劇。前半はどういう点が悪く、後半に向けてどう変えたのでしょうか?前半はどうしてもボールが前の方で収まらなくて、チームが押し上げようとするところでまた失ってとなっていた。出ていこうとするスペースをマリノスさんに使われて失点していました。まず前で収めるということで、遠藤(康)選手はそういうタイプですし、収めることで攻撃に厚みを持たせることができたし、チームが余裕を持ってプレーを選択する時間というものを作ってもらったと思います。
--チームの総力を示せたことについては?総力戦というのがこのアントラーズの強みであるし、それがピッチで表現されないといけない。こういう終盤になったときに全員が調子を上げていくことが非常に重要で、試合出場がなかった選手が調子を上げていくことがチームに勢いをもたらすし、それぞれの選手が自信を深めていくし、チームの自信も深まります。ここで全員で乗り越えていかなければいけない。残り7試合なので、全員で気持ちを上げてやっていかないといけないと思います。
出典元
https://www.jleague.jp/match/j1/2020/110321/live#coach
選手コメント
▼遠藤康
--監督は遠藤選手が入ることによって、時間を作ってもらえるということでした。監督からの指示と遠藤選手が意識していたことを教えてください。
前半、良いリズムで攻撃ができていなかったので、後半、自分がどのタイミングで入ろうが良いリズムで攻撃ができるように意識していました。--ゴールについては?
力が入っても良いことはないので、いつもどおり、練習どおり打っただけです。出典元
https://www.jleague.jp/match/j1/2020/110321/live#player
▼エヴェラウド
--2点差をひっくり返した要因は?
1つはあきらめないという部分でした。この試合はカシマスタジアムで行った彼らとの試合と似ていました。あのときもかなりのボール支配率を持っていかれました。ただ、チャンスはこちらが多く作り、それを決めることができました。今回もボール保持率であったり、主導権を握られて、そこから失点してしまったんですけど、前半のうちに1点を取れたことでハーフタイムでロッカーに戻ったときに「これはいける」という感触がありました。1点を返すのと、返さないのとでは全然違います。おかげで心理的な余裕を持って後半に臨むことができました。後半の立ち上がりの早い時間に僕自身も点を取る機会がありました。その後も多くチャンスがありましたが、なかなか決めることができませんでした。しかし、後半途中から出場した選手たちが圧力を掛けて同点に追いつき、逆転することができました。全員であきらめず、最後までやり続けるということ。そういう姿勢や気持ちが試合の結果に最終的に影響したのではないかと思います 。
出典元
https://www.jleague.jp/match/j1/2020/110321/live#player
鹿島アントラーズ 【リーグ戦データ】
提供:FootyStats
横浜F・マリノスVS鹿島アントラーズ【ハイライト動画】