本記事の内容
1.前節のおさらいと現在の順位(23節終了時点)
2.スタメン情報(前日予想スタメンと確定スタメン)
3.試合結果・回顧
4.ハイライト動画
前日の予想スタメンからはじまって、試合結果・回顧から鹿島アントラーズの監督コメント・選手コメントとハイライト動画をまとめています。
この記事を書いている人
2015年から鹿島アントラーズサポーターを続け、現在はSOCIOシルバーメンバーに入ってホームゲーム全試合と一部のアウェーゲームの観戦を2017年から続けている私が、鹿島アントラーズサポーターとしてのスタメン予想のほか、実際のスタメン情報から試合結果・回顧を備忘録として残すために記事を書いています。
前節のおさらいと現在の順位(23節終了時点)
前節はアウェーでコンサドーレ札幌と対戦し1-0で敗戦となってしまい、シーズンダブルを献上する結果となってしまいました。
結果だけ見ると1点差の敗戦でしたが、鹿島アントラーズにはチャンスらしいチャンスもなく、後半に攻撃的なせんしゅを次々と投入するものの、大きな効果も無く、FW上田のバーに嫌われたシュートだけでした。
決定的チャンスが多かったのはコンサドーレ札幌の方で、決定力の無さで1-0の結果で済んだゲームでした。
こう振り返るとその前のサガン鳥栖でも同じような相手の決定力の差に助けられたのは同じでした。
今節はアウェーでヴィッセル神戸との対戦です。
神戸がACL参戦のため、今節は33節の変則日程での1戦となります。
鹿島アントラーズは横浜FC戦から続く、過酷日程での5連戦中で、前々節の鳥栖(九州)⇒前節は中3日で札幌(北海道)⇒今節は中2日で神戸とかなりの長距離移動のなかでのゲームになり疲れが懸念されます。
実際にコンサドーレ札幌では各選手の動きにキレが無く、パスミスも多く(パス成功率73%)主導権を握れていませんでした。
ヴィッセル神戸とは2020年はリーグ戦第10節のホーム戦で対戦しており、2-2の引き分けとなっています。
≫2020年【J1リーグ第10節】H 鹿島VS神戸 スタメン情報、試合結果・回顧
体のキレが感じられない中での敗戦をした後に戦う相手としては、何とも嫌な相手です。
昨年のリーグ最終節と年明けの天皇杯決勝での連続敗戦、そして天敵化しつつある藤本憲明の存在が不調の鹿島アントラーズにどうのしかかってくるかでしょう。
スタメンについては、連戦でもレギュラーメンバーを固定傾向にあるザーゴ監督ですが、再びキレの無さで敗戦する位ならば、思い切ってフレッシュな選手を使うのも1つの手と考えますがどうでしょうか?
鹿島アントラーズ【スタメン情報】
予想スタメン
FW エヴェラウド 土居
MF 和泉 レオ 三竿 アラーノ
DF 永戸 町田 犬飼 常本
GK 沖
残念ながら22節で得点し違いを見せられた白崎が連取中の怪我で全治2カ月の離脱となってしまいました。
今節はこれまでベンチメンバーがスタメンで出場と、フレッシュな選手起用を期待したところですが、ここまでの流れを引き継いだ選手起用になるでしょう。
2戦連続で得点が無く、らしくないプレーも見れたエヴェラウドと土居はここまで使い続けたものの、今回も引き続きスタメン予想。
右SBは連戦続きでハードワーク続きの小泉に代えてフレッシュな常本を起用と予想します。
確定スタメン
FW 上田 土居
MF 和泉 レオシルバ 三竿 アラーノ
DF 永戸 町田 犬飼 小泉
GK 沖
▼ベンチメンバー
FW エヴェラウド 伊藤
MF 松村 荒木 永木
DF 関川
GK クォンスンテ
前節で動きの重かったエース・エヴェラウドはさすがにベンチスタートとなりました。
そのベンチに久しぶりに伊藤翔が入っています。
チャンスあれば生かして新たな風を入れて欲しいところ。
ヴィッセル神戸VS鹿島アントラーズ【試合結果・回顧】
1-3 WIN!
久しぶりにスタメン出場した上田綺世がキッチリチャンスをモノにして先制ゴール!
続いて和泉の前半終了間際の追加点で0-2と2点差リードで前半終了。
後半は天敵・藤本憲明に1ゴール許すものの、土居聖真の追加点で1-3に。
そこから時計の針なんあく進めてゲーム終了。
前節の札幌戦は何だったのかと思えるくらいに動きも良い、完勝でした。
ヴィッセル神戸VS鹿島アントラーズ【スタッツ】
(※カッコ内=前半のみの数値)
●ボール支配率
鹿島33%(31)
神戸67%(69)
●シュート
鹿島14(9)
神戸12(4)
※枠内シュート
鹿島5(4)
神戸4(2)
●パス
鹿島324(168)
神戸646(339)
※パス成功率
鹿島71%(74)
神戸86%(88)
●FK
鹿島10(4)
神戸20(11)
●CK
鹿島6(3)
神戸8(2)
●総走行距離
鹿島117.1km(57.9km)
神戸108.9km(54.0km)
ボール支配率は圧倒的に鹿島アントラーズのが低いわりに、シュート数は上回るという結果。
監督コメント
▼ザーゴ監督
やるべきことをして、しっかりとやり続けたことによって勝利を手にしたのではないかな、と。特にヴィッセルさんは個でも組織でも非常に優れたチームなので、そこで自分たちがちゃんとインテンシティーを持って試合をやることが非常に重要だった。それを全選手がやること、なおかつ90分間やり続けたことで、われわれが勝点3を手にしたのではないかと思います。
--プレー強度を取り戻せた要因は?
シーズンを通して良いときもあれば悪いときもある。逆に悪い内容でも勝ったり、良い内容で負けることもあります。どうしてもそれがサッカーです。あとは長距離の移動があったり、試合時間がそれまで夜だったのが一転して昼間に試合だったり、どうしても彼らはアスリートであり人間なので、生理的な部分で急に昼間に試合があってなかなか調整できなかったことも考えられる。複合的な要素があってうまくいかなかったのだと思う。中2日の今日まで、ミーティングの中で、あとはコミュニケーションをとって会話の中で求めたいもの、やってほしいことを話をてきました。それを選手たちがしっかり理解して、やるべきことを自分たちでやったのではないかと思います。出典元
https://www.jleague.jp/match/j1/2020/102114/live#coach
選手コメント
▼上田綺世
--19試合ぶりの先発だったが?
そうですね、まあ、スタメンで出るために自分の良さをアピールしていますし、誰もがそこを目指してやっているというか、試合に出る前提で自分たちもプレーしてますし、それを勝ち取ることは価値がある。たとえ連戦だったという状況があったにしろ、ここで転がってきたチャンスをなんとしてでもつかみたい、という思いがありました。--得点シーンについてはどう振り返る?
ビルドアップにすごく力を入れているチームというか、2枚が開いてGKを使いながらボランチを経由して、というのは分かっていたので、やっぱり真ん中のスペース、奪った瞬間のスペースは空くと思っていましたし、常にそこはボランチと目を合わせられる距離やポジショニングを意識していたので、そのポジショニングを(三竿)健斗くんに見てもらえて、それがゴールにつながったんじゃないかと思います。--ベンチに下がるときにはサポーターに応えていた。アウェイにも駆けつけてくれるサポーターは力になっていますか?
そうですね、それは間違いなくありますし、やっぱりサポーターの方々は僕たちを応援するために、このご時世コロナのリスクもありつつ、札幌も自分たちがビックリするくらいの数のサポーターの方々が来てくれてましたし、今日だってアウェイ席に入れないくらい来てもらっていて、やっぱりそれは僕たちはプレーで返すしかできないですけど、それ以外でもこれは伝えることはできると思うし、拍手されるのは決して僕たちだけではないと思います。出典元
https://www.jleague.jp/match/j1/2020/102114/live#player
ヴィッセル神戸VS鹿島アントラーズ【ハイライト動画】