こういったギモンにおこたえします。
本記事の内容
1.ディスプレイオーディオのミラーリング(Miracast)とは?
2.ミラーリングのためにスマホに取り込み必須の動画アプリ3選
3.iPhoneでミラーリング(Miracast)するには?
この記事を書いている人
私は2020年3月納車のトヨタ/アルファードからディスプレイオーディオと付き合ってきています。
当初は従来のナビとの比較で使いにくく落ち込みましたが、付き合っていくしかないこのディスプレイオーディオの有効活用法を試し、使って来ました。
これからディスプレイオーディオと付き合う人もすでに付き合っている人も私の経験を記事にしますので参考にしてみて下さい。
トヨタ/ディスプレイオーディオのミラーリング(Miracast)とは?
ミラーリングとはスマホの映像を出力してテレビやカーナビなどのディスプレイに同じものを映し出すシステムのことです。
トヨタのディスプレイオーディオには【Miracast(ミラキャスト)】という機能が最初から入っていますね。
これを使ってスマホと接続することでミラーリングが可能です。
ミラーリングではスマホの画面がそのままディスプレイオーディオの画面に映し出されますから、ここでは動画や画像を見ることがこの機能を一番生かした使い方です。
※画面に映し出しながら通常のスマホを操作しても意味ないですものね。
ここでミラーリング(Miracast)機能を十分に生かすためにはより良いスマホ用アプリを取り込んでおくことが重要です。
そこで、【スマホに取り込み必須の動画アプリ3選】についてメリットとデメリットもふくめ解説します。
ミラーリングのためにスマホに取り込み必須の動画アプリ3選
・YouTube
・Amazonプライムビデオ
・TVer(ティーバー)
取り込んでおくべき動画アプリは上記3つ。
順に解説します。
YouTube
言わずと知れた動画アプリです。
メリット
動画アプリでは最強ですね。
これがあればほぼヒマを持て余すことは無いです。
なんでも検索して好きな動画を楽しむ事が出来ます。
長時間移動でも車内で退屈することはありません。
デメリット
移動中に動画をみる場合は通信料がトンデモナイことになる可能性があります。
今後、政府主導の携帯料金引き下げが進むことがあれば、通信料が低コストで済む時代が来るかもしれませんが、今のところはやはり動画の通信料は高くついてしまいます。
高額な通信費の回避策は?
回避策は以下の2つ。
・YouTubeプレミアムに加入する
・Web動画編集ソフトを購入する
若干のコストは発生してしまいますが、たれ流しよりはマシな高額なスマホ通信費の回避策を解説します。
YouTubeプレミアムに加入する
YouTubeプレミアムに加入すれば動画の保存が可能になり、Wi-Fi環境ののある中でダウンロードしておき、それを車中へ持ち込んでミラーリングで楽しめば通信費は一切かかりません。
しかし、YouTubeプレミアムの月額費用は発生します。
YouTubeプレミアムの月額費用は?
通常プラン | ファミリープラン | 学割 | |
android | 1,180円 | 1,780円 | 680円 |
IOS(iPhone) | 1,550円 | 2,400円 | 不可 |
これだけのコストが毎月発生します。
動画視聴量が多い人は契約してしまう方が安上がりになります。
Web動画編集ソフトを購入
Web動画編集ソフトを購入すれば、1度きりの出費で永久に使えるので、長く使うことを考えれば結果的に安くなるのが、こちらの方法。
Windows版とMAC版で若干価格が異なりますが、いずれにしても7,000円~8,000円程度ですので、YouTubeプレミアムの月額費用6か月分くらいで元が取れます。
※私はこの方法を使っています。参考記事をどうぞ。
≫ディスプレイオーディオで動画みるなら【スーパーメディア変換!】一択です
動画最強アプリ【YouTube】を取り入れ、上手にコストを抑えましょう。
Amazonプライムビデオ
すでにAmazonプライム会員になっている人でも、意外と使っていないのが【Amazonプライムビデオ】アプリ。
こちらのアプリは映画(洋画・邦画)からアニメ・キッズ・ドラマ・オリジナル番組まで、会員になっても月額500円で約10,000作品が見放題、さらにダウンロードも可能です。
ちなみにAmazonプライム会員(年間4,900円もしくは月額500円のAmazonでの買い物した時の送料無料や配達が早くなるサービス)に加入していれば、Amazonプライムビデオのサービスは無料で付いてきます。
AmazonプライムビデオはYouTubeとは異なり、しっかりとした長編作品のダウンロードも可能なので、長距離移動があるときは映画をダウンロードしておくと1作品見ているうちに目的地に到着なんてこともありますね。
話題作や流行中の作品もわりと見放題リストに入っている率が高いので、『恐るべしAmazon』を感じる良アプリです。
ダウンロードが可能な作品限定という点だけがデメリットになりますが、それを打ち消すだけの多数のバラエティー豊かな作品群がありますので、どちらかと言えばメリットが勝ってしまいますので、これはどう考えてもマイナスがありません。
しかも、30日間は無料で体験が可能。
ほぼ全てがメリットで、デメリットとするならば月500円のコストだけ。
たった月500円ならそこまで負担になりませんね。
※Amazonプライムビデオのオトク度はこちらでまとめました。
≫【Amazonプライムビデオ】コスパ最高な理由と【おススメの使い方3つ】
モノは試しに使ってみると良いです。
試してみて微妙なら課金される前にやめれば良いです。
TVer(ティーバー)
TVerとは、日本テレビ・テレビ朝日・TBS・テレビ東京・フジテレビの在京民放キー局のテレビ番組の無料配信サービスです。
パソコンやスマホから見逃した番組を放送後1週間以内ならばTVerから見ることが出来ます。
テレビ好きの人にはもってこいのアプリですが、これも盤石ではありません。
しかし、YouTubeと同じく車で見るには動画の通信料が必要になってしまいます。
また、TVerはYouTubeプレミアムのようなダウンロードサービスもありません。
通信費を抑えてどうしても見たい場合は上述のダウンロードソフト利用すれば可能です。
≫ディスプレイオーディオで動画みるなら【スーパーメディア変換!】一択です。
メリットは1週間以内のテレビ番組が見れること。
デメリットはそのまま動画ダウンロードが出来ないことです。
過去1週間以内のテレビをどうしても見たいという人はそれほど多くないかも知れませんが、長時間移動用に何回分もためておいてまとめて見たい場合は、このダウンロードしておいて見ることが可能です。
テレビはリアルタイムで
テレビに関してはリアルタイムで放送中の番組だけ見られば十分という人が多いと思います。
その場合、走行中はディスプレイオーディオでは前席ディスプレイではテレビが見られません。
走行中もテレビを楽しむ場合はテレビキットを付けてあげる必要があります。
そのテレビキットの体験記事はこちらをどうぞ。
≫【大失敗】トヨタ・アルファードのディスプレイオーディオでテレビは?
以上、3つのアプリを取り込んでおけばディスプレイオーディオでのミラーリングを最大限に活用が可能になります。
iPhoneでミラーリング(Miracast)するには?
このMiracastこのままではandroidのスマホでしか使えず、日本人が最も使用しているiPhoneでは使えないのです、、、。
でも安心して下さい。
iPhoneは別売りのアダプターを取り付けることでディスプレイオーディオにミラーリング出来るようになります。
簡単に言うとビートソニック社のディスプレイオーディオ用アダプター【AVX02】と【IF36】を取り付けるだけでOKです。
サラッと簡単そうに言ってしまいましたが、作業はちょっと複雑なのでディラーに頼んで取り付けてもらうのが良いです。
ちなみに、これを取り付ける事で走行中のテレビ視聴も可能になります。
iPhoneユーザーの人はこちらのが良いですね。
iPhoneユーザーの人はこれらを取り付け、上述のアプリなどを用意して、いざディスプレイオーディオを迎えればあなたの車内映像環境は整います。
ディスプレイオーディオ/ミラーリング用に【必須な動画アプリ3選】まとめ
いかがでしたでしょうか?
本記事のポイントをまとめます。
・ミラーリングとはスマホの画面をディスプレイに映し出すシステムのことです。
・ミラーリング用に取り込むべきアプリは、YouTube・Amazonプライムビデオ・TVerの3つ。
・YouTubeは通信費抑えるためにYouTubeプレミアム加入すれば動画ダウンロードが可能。
・Web動画編集ソフトで出費はさらに抑えることが可能。
・Amazonプライムビデオは作品が豊富で動画ダウンロード可能。しかも無料体験30日出来る。
・TVerは放送後1週間の番組の視聴が可能、動画ダウンロードは不可、Web動画編集で取り込み可能。
・走行中にテレビや動画をみるには、テレビキッドの取り付けが必要。
・Miracast(ミラキャスト)はiPhoneでは使えません。
・iPhoneユーザーはディスプレイオーディオ用アダプター2つを取り付けることでミラーリングが可能。
以上、あなたのディスプレイオーディオもこれらで充実させてみませんか?
では、これで終わりです。