2020.1.1は天皇杯 決勝 ヴィッセル神戸戦が国立競技場で行われます。
ヴィッセル神戸とは直近ではリーグ戦・第33節ホーム最終戦でイニエスタ・ビジャらの主力を温存した相手と対戦しケチョンケチョンの1-3完敗を喫しています。
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しかし現行の戦力と違いがあるとはいえリーグ戦・第11節のアウェー戦では0-1で勝利しています。
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元日の決勝ではイニエスタも出て来るでしょうし、何と言ってもビジャがこの一戦を最後に現役引退を表明しており最後のゲームになります。
一方、我らが鹿島アントラーズも大岩剛監督がこのゲームをもって退任を表明しており、有終の美をどちらが飾れるか?
大岩剛監督VSビジャでどちらが有終の美を飾れるのかでも注目しています。
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既にリーグ戦3位で2020年のACL出場権利を獲得している鹿島アントラーズですが、この権利のままだとACLのプレーオフからの出場となり日程が1月28日からのスタートになってしまい休暇がほとんど取れずに新シーズンの始まりを迎える事になってしまいます。
天皇杯を優勝する事で日程が2月11日からとなるのでこの約2週間は大きく、何としても優勝を勝ち取りたいところです。
※万が一、優勝を逃してACLプレーオフにまわる事になれば、2019年もACLプレーオフを2月19日からスタートして天皇杯決勝を1月1日まで休みなく働く事になり、実稼働日数は恐ろしい事になります。
休んで貰う為にも優勝を望みます。
スタメン情報
天皇杯決勝にはレギュレーションにより、FW上田とMF相馬の出場が出来ませんので彼らを除いたメンバーでイニエスタ率いるヴィッセル神戸に立ち向かわないといけません。
予想スタメン
FW 土居 伊藤翔
MF 中村 レオシルバ 三竿 セルジーニョ
DF 山本 犬飼 ブエノ 内田
GK スンテ
なんにせよリーグ戦で飛車角落ちの神戸に完敗しているだけに、当時と同じ様なメンバーや本職外のポジションで挑んでも勝てる希望も持てません。
安定の選手と好調の選手、そして復帰した選手と本職のポジションの選手を起用すると予想します。
名古もスタメンからもアリかと思いますが、流れを変える+多数のポジションこなせる意味であえてベンチスタートと予想。
確定スタメン
FW 伊藤翔 セルジーニョ
MF 白崎 レオシルバ 三竿 名古
DF 町田 犬飼 ブエノ 永木
GK スンテ
ベンチメンバー
FW 有馬
MF 中村 土居
DF 関川 山本 内田
GK 曽ヶ端
ベンチメンバー見ると気持ち寂しい顔ぶれな感じもします。
試合結果
0-2 LOSE。。。
何も出来なかった90分でした。
チャンスらしいチャンスがありませんでした。
試合回顧
鹿島アントラーズは決定的チャンスは1つも無い、(いつもの)横パス・バックパス主体のちょっと見応えの無いゲームでした。
戦前の予想通り、ヴィッセル神戸が終始安定した攻めを見せる中、前半18分・ポドルスキの強引なペナルティーエリア内の突破からのシュートをスンテが弾くものの、弾いたボールが藤本を抑えていた犬飼に当たってオウンゴールで先制点献上。
続く38分、西からのペナルティーエリアへのパスを犬飼が弾いてそこへ寄せていた藤本の足にタイミングよく当たってそのままゴール。(0-2)
後半、システム変更(3バック)と白崎⇒土居、更に53分負傷した名古⇒山本にチェンジして展開が変わるものの、ほぼ決定的チャンスも無くタイムアップによりTHE END。
2019年度の全日程はこれで終わりましたが、まさに藤本でやられ始まって、藤本でやられ納めたシーズンでしたね。
スタッツ
※カッコ内は前半終了時点の数値
●ボール支配率
鹿島50%(37)
神戸50%(63)
●シュート
鹿島11(2)
神戸11(9)
※枠内シュート
鹿島3(0)
神戸3(3)
●FK
鹿島15(8)
神戸14(6)
●CK
鹿島4(0)
神戸1(0)
前半ボール支配率37%から後半システム変更+選手交代により支配率向上して1試合通して50%イーブンまで持ち直しています。
下記の伊藤翔のコメントにもある通り、システム変更によりサッカーが楽になったと言う見解。(また、前半の体たらくが無ければ変更が無かった3バックシステム)
2020年シーズンは3バックの相手には臨機応変に鹿島アントラーズも取り入れてみるのも、今回の敗戦から学ぶ事では無いかと思います。
ハイライト
監督コメント
▼大岩 剛監督
出典元
非常に残念な結果なんですけれども、選手たちには最後まで戦ってくれたことを非常に評価している、感謝しているという話をしてきました。
私は退任するわけですけれども、来季以降、またすぐに鹿島アントラーズは試合が始まりますので、来季以降も頑張ってほしいと伝えました。
今日の試合で敗れたこと、この悔しさをしっかりと……。
まだ頭が整理できていない状態で申し訳ないです。
前半が非常に苦しい試合内容だったのがすべてだったなと思います。
後半よく盛り返してくれたんですけど、勝ち切れなかったのが非常に残念だという評価をしています。
--前半苦しい中、後半に向けて選手を入れ替えてシステムも変えて、試合展開を見事に変えたと思います。変えたと思いますが、点を取り切れなかった要因は?
そうですね。
これはシーズン通して、最後のJリーグもそうですね。
得点を取れなくて苦労したんですけど、今日も相手が先制することでしっかりと守備をしてきた中で、サイドを起点に攻撃を仕掛けることを徹底しました。
普段は、こういう結果を踏まえていろいろ改善していく意識でいるんですけど、いまは冷静に分析できないというか。
ただ、システムを変えたというか立ち位置を変えて、サイドに人を増やす、と。サイドで自分たちが数的優位を作る、得点を狙うことはできたので、あとは最後のボックスの中でのアイディアがもう少し欲しかったなと思います。
https://www.jleague.jp/match/emperor/2020/010101/live/#coach
選手コメント
▼伊藤 翔
出典元
なかなかうまくいかないことが多かった。
後半システムを変えて、相手と同じにしてガッツリ取っ組み合いみたいにすれば自分たちの力を出せると思った。
システムを変えるだけでこんなにラクにサッカーができるのかって思いました。
前半の2点は重かったです。
自分たちがボールを持てていないわけだし、奪ってもすぐに奪われる。自分たちがボールを持って攻めないと点は生まれないので、ボールを持つというところから始めないと、攻めの形以前の問題だと思う。
後半くらいやれればどういうふうにコンビネーションしようか、とか、誰がどこに走って、という話になるんですけど、前半はそれすらもなかったので厳しい戦いでした。
--相手のパスワークに苦しんだというより、自分たちの……。
もちろん相手選手のクオリティーもあるし、両方ですね。
自分たちも良くなかったし、相手も良かった。
でも、後半は、前半のような戦い方ではなかったということを考えると、やっぱり悔やまれるところはある。
でも、前半0-0だった場合はシステムを変えていないと思うので、いろいろ後手だったと思います。
▼土居 聖真
まず第一に(準決勝・)長崎戦でケガをして途中交代してしまい、それが意外と長引いて練習が前日しかできなかった。
スタートからいけなかったのは(大岩)剛さんにもスタッフ、チームメートにも迷惑をかけた。誰が悪いということにはしたくないし、全員で負けたということ。個人的には1試合戦える体に調整できなかったことはみんなに申し訳なかったと思います。
--システムも変わって、ピッチに入ってボールの動きも変わった。出たときの指示や狙いは?
単純に神戸さんでいえば、(アンドレス)イニエスタや(ルーカス)ポドルスキのところでボールを落ち着かせられる選手がいた。
僕らはボールを奪ってもすぐに失うことが多かったですし、やっぱり経験だったり場数の差はどこで出るんだろうなと考えていたんですけど、そういうところでは1枚も2枚も上手だった。
自分は0-2で負けている状況だったんで、なるべくゴールにつながるような、だけどボールを失う前半を見ていて、失わずに保持する時間を増やそうと思っていた。後半は真逆のサッカーになったし、点が取れなかったことが悔しい。
https://www.jleague.jp/match/emperor/2020/010101/live/#player
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