サッカー備忘録

2019年7月鹿島アントラーズ移籍選手情報まとめ(安西・安部・鈴木・金森・平戸)

能力ある選手が活躍するからこそ海外の目に留まりそのオファーを得る。
その選手の活躍が無ければ鹿島アントラーズの好成績も無し。
好成績を残すからこそ世界の目に留まる舞台でのプレー機会も増え、更に目に留まる。

選手個人の志向にもよりそれがマッチすれば海外移籍もやむを得ないのが現状。

そして鹿島アントラーズはその問題には寛容なクラブである。

今年は昨年のACL優勝もあり、そこで活躍を見せた選手の移籍情報が上がり、結果的に皆移籍する事になってしまいました。

今後の活躍と将来鹿島アントラーズへ戻って来てくれる事を願い、選手情報をまとめておきたいと思います。

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安西光輝

読み仮名:あんざい こうき
背番号:㉜⇒㉒
生年月日:1995年5月31日

プロでの経歴

2014年 ~2017年 東京ヴェルディ1969
2018年 ~2019年7月 鹿島アントラーズ
2019年7月 ~ポルティモネンセSCへ完全移籍

まとめ

2018年に移籍して来てリーグ戦初戦でポジションを2回変更するポリバレントな面をいきなり見せてくれました。

その後ワールドカップ中断期間のせいと、鹿島アントラーズがACL優勝まで進んだ事、ルヴァンカップや天皇杯では優勝はしないものの、進出していった事、リーグ戦の上位狙った事から短期間での連戦でも元気に走っていたのが印象的でした。2019年もリーグ戦においてそのドリブル突破からの得点までも見せ、1年目にして鹿島アントラーズの中心選手となり、2年も活躍を広げていたその矢先の移籍。
悔やまれます。

安西選手コメント
「この度、ポルティモネンセに移籍することになりました。

まず、シーズンの途中にチームを離れることになり、申し訳ありません。僕自身、今年で24歳になり、年齢的にも海外への挑戦はラストチャンスだと思い、決断しました。去年、鹿島アントラーズに加入して、選手としてはもちろん、人間としても、ものすごく大きく成長できました。

ただ、成長できたのは、チームメイト、監督、スタッフ、そしてサポーターの皆さんの力があってこそです。本当に感謝してます!そして、1年半前はJ2でプレーしていた自分がACL制覇、クラブワールドカップ、日本代表と経験し、ここまでこれたのは鹿島アントラーズというクラブのおかげです。

海外へ出て行くからには必ず活躍し、日本を代表するサイドバックになって皆さんに成長した姿を見せたいと思います!1年半ありがとうございました!!」

出典元
http://www.so-net.ne.jp/antlers/news/release/72437
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安部裕葵

読み仮名:あべ ひろき
背番号:㉚⇒⑩
生年月日:1999年1月28日

プロでの経歴

2017年~2019年7月 鹿島アントラーズ
2019年7月~FCバルセロナ(B)へ完全移籍

まとめ

入団した2017年から頭角を現し、その素軽いドリブル突破はサポーター皆をワクワクさせ、当時はとっておきの秘密兵器的な印象があったのを覚えています。

同年のJリーグワールドチャレンジでのセビージャ戦でもその素軽いドリブルで会場を沸かせ鈴木優磨のゴールをアシストしたりもしていました。

2018年も活躍の場面は増え、ACL勝利後のFIFAクラブワールドカップでのグアダラハラ戦での見事なミドルシュートが印象に残ります。同年、Jリーグのベストヤングプレイヤーを受賞しました。

2019年は背番号を10番に変え更なる期待を抱いたものの、不調を感じさせる動きで先発出場は少なく、後半からの出場が多くなってきていました。

そんな中でのバルセロナからのオファー。
より高みを目指して成長を期待したいと思います。

安部選手コメント
「高校卒業から2年半という月日を鹿島アントラーズで過ごし、プロサッカー選手として、人間として大きく成長することができました。

チームメイト、スタッフ、フロント、そしてサポーターの皆様、すべてのアントラーズファミリーと勝利のために戦えたことは、自分の誇りであり、財産です。

今回、シーズン途中でチームを離れることは難しい決断でしたが、FCバルセロナで新たな挑戦をしたいと強く思い、移籍を決めました。

これから直面する様々な困難や壁も、自分の成長には絶対に必要なことだと信じています。

鹿島アントラーズというクラブで経験したすべてを糧に、これからも一日一日、一瞬一瞬を大切にして、フットボールと向き合っていきたいと思います。

本当にありがとうございました」

出典元
http://www.so-net.ne.jp/antlers/news/release/72522
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鈴木優磨

読み仮名:すずき ゆうま
背番号:㉞⇒⑨
生年月日:1996年4月28日

プロでの経歴

2015年~2019年7月 鹿島アントラーズ
2019年7月~シント=トロイデンVVへ完全移籍

まとめ

もうとにかくギラギラしたイメージでそして大きく成長を遂げたエース。

その勝気な性格から金崎夢生とのPKキッカーの取り合いやゴール後のパフォーマンスでクリスティアーノ・ロナウドの真似をしてみたり、見ていて楽しくさせてくれる、記録にも記憶にも残る選手です。

ちょうど1年前の夏に慕っていた当時のエースで10番の金崎夢生が国内移籍(サガン鳥栖)してしまった後、更なる成長をしてゴール・アシストともの申し分ない活躍で締めくくりました。

昨年、鹿島アントラーズが悲願のACL優勝出来たのも、MVP受賞が示す通り鈴木優磨の力・存在があっての事でした。

そのACLで負傷しそれが長引く事で2019年シーズンは私達の前で公式戦での活躍を見る事無く移籍してしまう事になりましたが、コメントでの「行って来ます」の言葉に「おかえりなさい」と返してあげられる場面が来るのだと思い期待したいと思います。

鈴木選手コメント
「この度、シントトロイデンVVに移籍することになりました。

シーズン中の移籍になりますが、自分の年齢を考えるとラストチャンスになると思い、挑戦を決断しました。

ここ何年かは、海外でやりたい気持ちと鹿島でやりたい気持ちが入り混じっていました。同世代の海外で活躍している選手たちを見て、何をしているんだろうと思う時もありました。

でも、今は鹿島で今日まで続けてきて良かったと、はっきり言えます。

自分に携わってくれた方々のおかげで、人としても選手としても成長できました。必ず、ヨーロッパに行ってもっともっと成長した姿をみんなに見せます!

最後に、僕にとってこのクラブは特別であり、ホームです。どこにいようが、このクラブは僕の心の中にあり続けます。小学生から17年間、ありがとうございました。行ってきます」

出典元
http://www.so-net.ne.jp/antlers/news/release/72576
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金森健志

読み仮名:かなもり たけし
背番号:⑭
生年月日:1994年4月4日

プロでの経歴

2013年~2016年 アビスパ福岡
2017年~2019年7月鹿島アントラーズ
2019年7月~サガン鳥栖へ期限付き移籍(2020年1月31日)

まとめ

これまでターンオーバー時や勝利を決める試合での締めの場面での起用が目立ちゴールシーンの記憶が少なかったものの、移籍情報には寂しさも感じます。

数あるチャンスがあったものの、結果としては満足する数字は残せなかった中での期限付き移籍。

ひとまずは金崎夢生とともに鹿島アントラーズのライバルチームでの活躍を期待したいと思います。

金森選手コメント 
「まずは2年半ありがとうございました!僕はこのクラブとチームメイトが大好きで、ACL制覇をはじめ、アントラーズでのサッカー人生は素晴らしく濃いものでした。

このタイミングでの移籍は悔しさや申し訳ない気持ちでいっぱいですが、アントラーズでの経験と自分の思いを次に生かし、また皆さんに成長した姿を見せられるよう頑張ってきます!」 

出典元
http://www.so-net.ne.jp/antlers/news/release/72767
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平戸太貴

読み仮名:ひらと たいき
背番号:⑰
生年月日:199 7年4月18日

プロでの経歴

2016年~鹿島アントラーズ
2017年~2018年 FC町田ゼルビア(期限付き移籍)
2019年~2019年7月鹿島アントラーズ
2019年7月~ FC町田ゼルビアへ完全移籍

まとめ

2007年より鹿島アントラーズジュニア、同ジュニアユース、同ユースと言う鹿島育ちで、2017-2018年シーズンのJ2町田ゼルビアではリーグ戦8得点・17アシスト(リーグ1位)のブレイク。

その活躍ぶりを引っ提げて2019年は鹿島アントラーズに復帰するものの、7月まででACLでの1得点と振るわずにいました。

今回、平戸を迎え入れる町田ゼルビアは背番号「10」を用意。その期待の大きさが伺えます。

平戸選手コメント
「トップチームでは約1年半、ありがとうございました。

鹿島ジュニアの頃からずっとアントラーズと共に人生を歩み、1人の人間として、サッカー選手として大きく成長できましたし、心から感謝しています。

僕自身、もっともっと成長して上を目指して頑張ります。今まで熱い応援、本当にありがとうございました!」

出典元
http://www.so-net.ne.jp/antlers/news/release/72818

鹿島アントラーズは大丈夫なのか?

結果論ですが、
安西光輝⇒小池裕太
安部裕葵⇒白崎凌平
鈴木優磨⇒伊藤翔
金森健志⇒上田綺世

と言う補強は既に行っている形でもあります。

恐らくは選手の意向を把握しそれなりの動きと補強を昨年末からフロントは動いていたのだと思われ、見事だと言えます。

ただ、これ以上の移籍はとりあえず打ち止めにして欲しいと思います。

( 2019.8.1追記)
平戸太貴⇒???
追加補強がある事を期待します。

(追記)
既にご存知の通り小泉・相馬の補強がありました。

関連記事
>>>2019年7月鹿島アントラーズ【加入選手】情報まとめ(小泉・上田・相馬)

空き番情報

意味のある背番号がかなり空いてしまった状況です。
③ ⑦ ⑨ ⑩ ⑭ ⑰ ㉒
が全て空き番です。

それを付けられる様な補強情報を待ちたいと思います。



最後に皆さまに1つだけお願いです!

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  • この記事を書いた人

yuramei

鹿島アントラーズサポーターのyurameiです。普段は千葉在住の1972年生まれのサラリーマン(中間管理職)です。当ブログでは、ゆるいサッカーネタのほかに、グルメ情報(スタジアムグルメ・その他一般グルメ)、趣味、世の中の色々なものを検証したりしたことを綴ります。

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