この記事はセブンイレブンの魚惣菜を見つけて全て食べて検証しているセブン魚惣菜マスターで自身も水産業界人の私が書いてゆきます。
ついにセブンプレミアムにも高級魚の魚惣菜が登場しましたね!
店で見つけた瞬間、
「あ~、やっぱり?!」
って思ってしまいました。
と言うのも、銀だらの相場はここ数年下げに下げているのです。
2019年11月の豊洲市場における冷凍ギンダラの平均卸価格は1キロ当たり1,249円。先月からは9%ほど低下。また昨年の同じ11月と比較すると24%ほど安い。平均卸価格が同じ月の過去2年に対し下回るのは19ケ月連続、このところかなり安値傾向が続いている。ちなみに、2014年以降の同月では2017年が2,388円で最も高い記録。
出典元
https://jp.gdfreak.com/public/detail/jp011013999600100690/3
2014年以降の同月では2017年の1キロ当たり2,388円の最高値から2019年は1,249円とほぼ半値になっています。
この要因は高値による消費者離れから始まって、ここ最近では主産地となるアメリカ(アラスカ・オレゴン)での漁獲枠の増大から更なる供給増によるところに繋がって相場下落に繋がっています。
ちょっと専門的なお話になってしまいましたが、高級魚の『銀だら』が身近な価格でコンビニで食べれるようになるなんて、これは食べない訳にはいかないと思います。
早速、検証してみましょう。
セブン【銀だらの西京焼】どんな商品?
品名: ふっくら香ばしく焼き上げた 銀だらの西京焼
価格:429円(税込み)
内容量:1切
アレルゲン:小麦・大豆
栄養成分: 熱量:170kcal、たんぱく質:9.2g、脂質:12.5g、糖質:4.9g、食物繊維:0.5g、食塩相当量:1.2g
(1パック:1切当たりの可食部(骨・皮除く)の数値)
とは言っても価格はセブンの他の魚惣菜よりは高いですね。
しかし、今までだともっと高額(2倍とすると1切れ:830円!)な相場だった事から商品化さえ叶わなかったのですから、ここは致し方無しでしょうか?
セブン【銀だらの西京焼】 内容量(重量)は?
▼容器の重量を差し引いて71グラムありました。
70グラム程度入っている魚惣菜ですと、『 イカの柚子七味焼き @248円』、『いか明太焼 @300円 』になりますね。
関連記事
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▼しかし、立派な骨も含まれての71グラムでした。
骨の周りに肉(身)が付いています。
骨込みで71グラムなので、可食部はもっと少なくなります。
セブン【銀だらの西京焼】 大きさは?
▼長さ約5cm×16cmでカットされています。
セブン【銀だらの西京焼】 実食・結論
価格:429円(税込み)
味:【◎】
西京味噌で2日間漬込んだ味は脂のある銀だらにもしっかりと染み込んで素直に美味しいです。
脂乗りの良い魚・西京味噌味・丁寧な製造と手抜きの無い造りがそのまま味で表現されています。
結論:【〇】
安くはなったとしてもやはり高額商品で価格だけがネックです。
他の魚惣菜のラインナップは庶民派の大衆魚が多いだけに、銀だら1個購入する代金で、2個買えてしまう価格は悩みどころ。
しかし、今の相場だからこそセブンイレブンの店頭に登場する事が出来ていますので、食べられるうちに食べておきたい1品だと思います。
ちなみに、2020年もこの傾向は続くものと予想されるので、しばらくの間は販売されるものと予想します。
西京焼の後にみりん焼なんかも出して貰えることに期待してます。
要注意
▼小骨も多いです。
お子様やお年寄りが食べる際は注意が必要ですね。
さばの塩焼きの様に『骨取り』仕様に出来ないのかと思われがちですが、脂の多い魚ゆえに、骨を取ってしまうと型崩れしてしまう事から、そのままにしていると思います。
しかし骨の周りの部位は旨味も多いので、骨に注意しながら旨味を味わって食べるのもこの魚の醍醐味かも知れません。
以上、皆さまの参考になれば幸いです。
行ってらっしゃい!
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