本記事の内容
1.前節のおさらいと現在の順位(変則日程33節終了時点)
2.スタメン情報(前日予想スタメンと確定スタメン)
3.試合結果・回顧
4.ハイライト動画
前日の予想スタメンからはじまって、試合結果・回顧から鹿島アントラーズの監督コメント・選手コメントとハイライト動画をまとめています。
この記事を書いている人
2015年から鹿島アントラーズサポーターを続け、現在はSOCIOシルバーメンバーに入ってホームゲーム全試合と一部のアウェーゲームの観戦を2017年から続けている私が、鹿島アントラーズサポーターとしてのスタメン予想のほか、実際のスタメン情報から試合結果・回顧を備忘録として残すために記事を書いています。
前節のおさらいと現在の順位(33節終了時点)
前節は変則日程の33節をアウェーでヴィッセル神戸と対戦し1-3で勝利しました。
その前のコンサドーレ札幌戦の重い動きはなんだったのか?と思えるようなキビキビした動きで、天敵藤本憲明にまたも1失点奪われたものの、そこから追加点を奪う粘り腰でスッキリできた勝利でした。
また、これまでずっとスタメンから遠ざかっていた上田が久しぶりにスタメン出場してきっちり先制点を奪い、内容的にも満足できる結果でした。
この結果を受けて次節のスタメンFWは誰になるのか、嬉しい悩みも生まれました。
今節は5連戦の最後、ホームでサンフレッチェ広島との対戦です。
同チームとは2020年のリーグ初戦でアウェー対戦しており、3-0の完敗を喫しています。
≫2020年【Jリーグ開幕戦】A 広島VS鹿島 スタメン情報、試合結果・回顧
当時はまだまだザーゴサッカーが浸透すらしていない中でのゲームで、試合回顧を見ても今となっては鹿島アントラーズのエースストライカーのエヴェラウドでさえ、この頃はまだまだ得点の可能性を感じられない状態でした。
なので、今節は前節からの上昇度も含めて期待が持てるゲームです。
スタメンについては、連戦最後でここを乗り切ると次節は約1週間後となるので、総力戦で勝ちにゆくメンバーになるでしょう。
なお、現在の順位は勝ち点42で暫定6位に位置していますが、今節勝利で最高暫定4位に浮上、負ければ暫定7位に落ちてしまいます。
ここを乗り越えれば約1週間空くので、全力を振り絞って勝ち点3の積み上げを期待したいと思います。
鹿島アントラーズ【スタメン情報】
予想スタメン
FW エヴェラウド 土居
MF 荒木 レオ 三竿 アラーノ
DF 永戸 町田 犬飼 小泉
GK 沖
FWは前節得点で結果を出した上田が連続スタメンと予想。
ベンチスタートして休養そこそこのエヴェラウドも久しぶりの左SHでのスタメンと予想します。
また、連戦ではあるものの、疲労心配な永戸と小泉は引き続き連続スタメンで入り、ベンチメンバーにはエヴェラウドか上田の交代枠として引き続き伊藤翔が入ると予想します。
確定スタメン
FW エヴェラウド 土居
MF 和泉 レオ 三竿 アラーノ
DF 永戸 町田 犬飼 小泉
GK 沖
▼ベンチメンバー
FW 上田 伊藤
MF 遠藤 荒木 永木
DF 関川
GK クォンスンテ
スタメンは左SH予想の荒木のところに和泉でした。
ベンチには前節から引き続きて伊藤翔と久しぶりに遠藤が入っています。
鹿島アントラーズVSサンフレッチェ広島【試合結果・回顧】
1-0 WIN!
結果的には薄氷の勝利。
前半は良い入り方で攻めるものの、ゴール決まらず、その後広島の時間帯になるとヒヤッとする場面多数。
決定的チャンスは広島のが多く、バーやGK沖のファインセーブで何とかしのぎ、エヴェラウドが決定的チャンスを確実にモノにしてそのままウノゼロ勝利となりました。
前節で得点した上田綺世は途中出場もノーゴール、終盤に出てもリードしていれば鹿島りするので、無理もない。
伊藤翔は出場ありませんでした。
過酷日程+長距離移動を強いられた5連戦も終わってみれば4勝1敗。
負けたのはコンサドーレ札幌のみで、結果からすれば上出来の5連戦でした。
暫定順位も2位(ガンバ大阪とセレッソ大阪が同率で並んでいる)と勝ち点差3に詰め寄りました。
※広島のアウェーユニフォームが鹿島アントラーズと同じカラーなので、紛らわしい感じでした。
この後、浦和レッズ戦も同じような感じになるでしょうね。
鹿島アントラーズVSサンフレッチェ広島【スタッツ】
(※カッコ内=前半のみの数値)
●ボール支配率
鹿島49%(51)
広島51%(49)
●シュート
鹿島17(12)
広島9(6)
※枠内シュート
鹿島6(6)
広島2(0)
●パス
鹿島486(275)
広島460(256)
※パス成功率
鹿島77%(78)
広島77%(75)
●FK
鹿島11(5)
広島14(7)
●CK
鹿島9(6)
広島3(1)
●総走行距離
鹿島112.1km(57.0km)
広島111.9km(57.0km)
監督コメント
▼ザーゴ監督
非常に良い入りをして2回くらいチャンスがありました。それをなかなか決め切ることができず、そこから相手のカウンターを何度か受けて失点しそうなところがありました。後半、同じ強度を保つようにという指示は出したのですが、遠征と6日間で3試合目という疲労がだんだん表れるようになって、足が止まってきたところで交代選手を入れ、またチームの活性化や強度を上げることを意識してやってもらいました。多くのチャンスを作り、それだけ積極的にやって勝ったほうが良いと僕は考えるので、そのご褒美としてゴールが出たのだと思います。あとは選手を称えたいのですが、6日間で3試合はなかなかタフだし、今日はなおさらどこからか力を振り絞ってやらないといけない試合でした。ほんとに今日は選手たちが勝ち取った素晴らしい勝点3だと思います。
--15日間で5試合を戦った。4勝1敗だったが、前回対戦で負けているチームにも勝つことが多かった。チームの成長をどんなところで感じている?
表現する、体現するというところになる。僕自身は誰が入っても同じようにできるようにならないといけないと考えて指導しています。多少、個人の特長や人の長所、短所は変わるかもしれませんが、チームとしてやろうとするものは同じです。前からプレッシングを掛ける、どういうふうにつなぐのかという情報の整理ができていると思うし、あとは質を高めていくというところだと思います。ここ2試合は疲労がたまった中で戦わないといけないので、疲労との戦いでもあった。その中でもアグレッシブにやる、プレスを掛ける。特にその強度とアグレッシブさを相手と同等にすれば、こちらの個の力が先立つようになる。それをやり続けようと話したことを選手たちが理解して、やり続けてくれました。特にこの2試合は練習ができず、映像と口頭だけでの指示と要求、戦略だったので、それを選手たちがやろうとした気持ちは評価しないといけないと思います。--今季一番のお客さんが入った中で1-0の勝利だった。残りの8試合にはどういう意気込みがある?
数字は把握してないのですが、おそらく間違っていなければ最大で2万人が入れる規制の中で試合をやっています。今日も多くの方がスタジアムを訪れ、できる範囲の声援を送ってくれました。非常に伝わってきましたし、選手にとってはホームのサポーターがいることは非常に心強いものです。シーズンも大詰めの中で、ホームでの試合が6試合残っています。グランパス戦やフロンターレ戦というサポーターの力が必要な試合があるので、次のホームのときには2万人満杯という感じで、われわれのサポーターが後押ししてくれて、少しでも自分たちの目標が達成できるように後押しして、心強く支えてくれたらと思います。出典元
https://www.jleague.jp/match/j1/2020/102404/live#coach
選手コメント
▼三竿健斗
--決勝ゴールにつながった場面で、あのパスはどういうイメージで出したのでしょうか?
右サイドでヤスさん(遠藤 康)と(永木)亮太くんで動かしているときに、そこでやろうと思っていました。でも中にスペースが見えたので1個運んで顔を上げた瞬間に、(上田)綺世か誰かFWが下りてきたときに、空いたスペースも見えたのでエヴェ(エヴェラウド)だったらなんとかしてくれると思い、滞空時間があるボールを選択しました。あとは彼の能力で持っていってくれたんで、狙いどおりでした。--これまでやってきたことが生きた得点シーンですか?
そうですね。奪ったあとにまず前を見るというのは監督から口酸っぱく言われているので、その意識が染みついています。あそこみたいな自陣では一瞬の判断しかできないような時間しかないので、その中でいかに良い判断をするかが自分の課題だと思っている。結果として得点につながって、勝てたのですごくうれしいです。--15日間で5試合を戦いました。すごく過酷な条件だったと思いますが、4勝1敗の成績を残せたことについては?
国内の移動なので、ACLとか去年、一昨年と行ってますけどもっとキツかったし、連戦になればなるほどチームの結束力が強まって試合に勝てるというのがウチの強みだと思う。チームみんなで誰が出ても同じサッカーをするとやってきているからこそ、そうやって勝てたのかなと思う。これからもチームみんなで一つひとつ勝っていきたいです。出典元
https://www.jleague.jp/match/j1/2020/102404/live#player
▼エヴェラウド
--大きな1点だった。得点シーンを振り返ってください。
チームとして狙いとしているところがしっかり出た得点だと思います。そういう意味では素晴らしい得点だったと思います。ボールを奪ってから縦を早く意識したものだったので、(三竿)健斗が良いボールを出してくれたものを良い形でトラップして、ゴールにつなげられたのがすごく良かったと思います。それ以上にチームが勝点3を得たことに、より喜びを感じています。--相手選手が見えていたところでの胸トラップだったのでしょうか?
もちろん狙いどおりでした。上田(綺世)が入って僕は左サイドでプレーすることになった直後だったのですが、健斗からまっすぐなボールが入ったところでDFより前でトラップできたので、それがゴールに向かった方向にトラップできました。自分としては日本で決めた点の中でも、一番キレイな点だったと思います。チームとしても良い得点だったと思います。--GKの上を射貫いた選択は?
トラップしてからのプレーが早い展開になっていて、ディフェンスが後追いで2枚来ているのも見えていたし、GKが出てくるのも見えていました。ループシュートよりもどちらかというと、思い切ったシュートを打つ選択をしようと思っていました。ループシュートだとどうしても完璧なキックでなければ決まらなかったと思います。自分が自信を持っている蹴り方でシュートをする選択をしました。--ゴール後にクリスティアーノ ロナウドに似た喜び方をしていましたが?
4歳の息子がいるんですけど、彼がロナウド選手をものすごく好きで、よくゴールパフォーマンスを真似しています。「次に点を決めたらパフォーマンスをしてくれ」ということでした。彼も日本に来てから苦労している中で、彼が喜ぶことができないかなと思ってああいうパフォーマンスをしました。ヒーローインタビュー後、ピッチを1周しているときにも「もう1回やってくれ」ということだったのでまたやりました。出典元
https://www.jleague.jp/match/j1/2020/102404/live#player
鹿島アントラーズ 【リーグ戦データ】
提供:FootyStats
鹿島アントラーズVSサンフレッチェ広島【ハイライト動画】