明治安田生命J1リーグ

2019 J1リーグ第33節 ホーム最終戦【鹿島アントラーズvsヴィッセル神戸】スタメン情報、試合結果・回顧

2019.11.30はリーグ戦のホーム最終戦・ヴィッセル神戸戦です。

ヴィッセル神戸とは今シーズンはリーグ戦の第11節でアウェーで戦い、0-1で勝利しています。

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残り2戦、もう負けられない鹿島アントラーズですが前節サンフレッチェ広島戦でのイエローカードによる累積警告により今節は復帰したばかりのボランチ三竿健斗・CBブエノを欠くメンバーになります。

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現在の順位

首位の横浜F・マリノスとは勝ち点差【4】、2位FC東京とは勝ち点差【3】の3位となっています。

自力優勝は不可能となっており、優勝の可能性を残すには今節で
鹿島〇勝利
横浜●敗戦
東京●敗戦
で最終節を迎える必要があります。

今の状況を考えると直近2節、特に首位で迎えたホーム川崎フロンターレ戦を落としてしまった事が悔やまれ、サンフレッチェ広島戦もスコアレスドローだった(更に三竿とブエノのイエロー付き)のも重ねて悔やまれす。

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スタメン情報

予想スタメン

FW 土居 伊藤翔
MF 白崎 レオシルバ 名古 セルジーニョ
DF  町田 犬飼 スンヒョン 永木
GK クォンスンテ

前述の通り、前節で累積警告により三竿とブエノを欠く事になりますが、その分前節からベンチ入りしている犬飼がスタメンに復帰すると予想します。

右SBは前2節とも先発するものの途中交代している内田に代わって永木がスタメンで意地を見せてくれると予想、ボランチはレオと名古と予想します。

確定スタメン

FW 土居 伊藤翔
MF 名古 レオシルバ 永木 セルジーニョ
DF  町田 犬飼 スンヒョン 内田
GK クォンスンテ

CBに犬飼が戻りスタメン復帰。
右SBは再びキャプテン内田がスタメン、永木はボランチに。
ずっとスタメンも不調気味な白崎はベンチスタートに。

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試合結果

1-3 LOSE。。。

前半14分、神戸・藤本に先制ゴールを決められ、その後も神戸ペースで進んで追加点を与えてしまい2点ののビハインドも、土居のゴールで1-2で前半折り返し。
後半は鹿島ペースで進んだものの、最後に3点目を献上してTHE END。

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試合回顧

前半14分に与えてしまった失点はまたしても藤本憲明

そう、藤本はホーム開幕戦で当時は大分所属で対峙し2得点を奪われて敗戦を喫した相手でした。

2失点目も完璧に崩されての失点。

前半は神戸のタレントのペースで鹿島は有効な攻めをすることが出来ません。あわや前半30分で3失点目を喫するピンチも守護神クォンスンテの好セーブで難を逃れます。

その後、何とか土居の個人技でゴールゲット。1点差で前半を折り返します。

後半はハーフタイムに修正してきた鹿島が主導権を握って攻めに転ずるものの得点には繋がらず88分に追加点を献上してしまいTHE END

今日はイニエスタ・ビジャの戦力を温存してきた神戸に完敗でした。

今回ビジターゴール裏の鹿島アントラーズサポーターエリアで観戦しましたが、ベストメンバーでは無い神戸に完敗でした。

個別で見ていて思ったのは神戸のポドルスキのキープ力とパススピード・正確さ、酒井高徳のテクニックとやはり絶妙なパス及び守備が目を引きました。

もちろんそれらの個別プレーが生きるだけの周りの選手の動き出しがあって結果に繋がっているのですが、あのような唸るようなプレーが鹿島にもっとあればと思います。(この日もレオシルバがゴール前まで運んできても受け手が誰もいないなんて場面がありました)

このあとひょっとすると神戸とは天皇杯決勝での同一カードの可能性があります。

VIP(ビジャ・イニエスタ・ポドルスキ)を配して戦力を上げた神戸とどう対峙して行けるのでしょうか?

スタッツ

●ボール支配率
鹿島39%
神戸61%

●シュート
鹿島15
神戸12

※枠内シュート
鹿島4
神戸5

●FK
鹿島14
神戸13

●CK
鹿島3
神戸3

●総走行距離
鹿島117.6km
神戸118.6km

ハイライト

監督コメント

大岩 剛監督

自分たちがホームで戦う今季最後の試合ということで、たくさんのサポーターの方が来てくださっていたんですけど、特に前半はふがいない内容で始まってしまったので、そこはとても悔いが残っています。

当然、1点返してから勢いはあったんですけど、そういうところで少し前がかりになり過ぎている結果が、追加点を与える状態になったのかなと非常に反省しています。

サポーターの皆さんには非常に申し訳ない気持ちでいますし、責任を痛感しています。
ただ、しっかりリーグ戦を残り1試合戦うこと、少しでも上の順位で終わるということ。あと天皇杯がまだ残っていますので、そのためにしっかりと自分たちの立ち位置を考える、立ち振る舞いを考えるということを選手たちに話してきました。次につながる、つながらない以前の悔しい試合でしたけど、しっかりと気持ちを次の最終戦に持っていきたいと思います。

--後半攻勢に出ましたけれども、前半の土居 聖真選手の得点以外ゴールを割ることができませんでした。
今日に限らずここ数試合ゴール数が伸び悩んでいる印象ですが、その原因はどのようなところにあるとお考えでしょうか?

当然、チームとしてのやり方はシーズンを通してやってきているので、そのプラスαを選手に落とし込んでいるんですけど、そういうところが少しずつタイミングが合わなかったり、パスがズレたり、そういうところの自信といいますか、得点を取れないというところと合わないというところが、少しずつ出てしまったのかな、というふうに感じています。

それは当然、こちら側からの力不足だと感じていますし、ただ選手たちはアクションを起こそうとしてくれています。それを前提として、コンビネーションの質を上げたり、シュートの質を上げたり、得点を奪うための道筋をしっかりつけてあげたいなと思います。

--このところ、右SBに内田 篤人選手を起用していますが、必ず途中で交代させていると思います。90分使わない理由と、彼に期待しているところ、起用の理由をお聞かせください。

必ず使いたくないわけではありません。

当然、90分の中でSBを交代メンバーのカードの1枚で使うことは望んでいません。
ただ、彼の落ち着き、彼の組み立て、フィードの質、そういうところはほかのSBにはないところですし、当然、総合的に見て彼を起用しています。落ち着きと経験で、チームを落ち着かせることができる。

ただ、後半になって少し推進力がなくなってきたときに永木(亮太)であったりほかの選手を入れることで、サイドの優位性を出したい、ということで交代選手を使ったり、彼だけでなくほかのポジションでもそういった意図で交代カードを使うつもりでいます。

--優勝に手が届かなかったが、どの辺が足りなかった、誤算があったのかお答えください。

誤算というか、リーグ戦は長丁場の戦いでありますし、シーズンの中でさまざまなことが起こり得る、それに対処する、そして前進していく。
そういう積み重ねでありますので、結果論になりますけど、最後、得点を取り切るというところで(取れなかったのが)ここ数試合勝ち切れない原因だと思いますし、監督としての責任も痛感しているところです。

いまいる選手たちは非常によくやってくれていますし、まだシーズンはリーグ戦も1試合ありますし、天皇杯もあります。

今季だけではないですけど、シーズンが長い、試合数が多い中で、在籍しているすべての選手がしっかりと次のゲームに向かっていくスタイルでわれわれはやっていますので、次の試合も、先発、ベンチメンバー、ベンチ外の選手たちが一体となって、しっかりと次の試合に向かっていく、というサイクルを、コツコツと続けていきたいと感じています。

出典元
https://www.jleague.jp/match/j1/2019/113002/live/#coach

選手コメント

内田 篤人
勝つしかなくて、点取るしかなくて、自分たちが前でボールを奪おうとすると、システム上もそうですけど裏のスペースが大きくなってしまう。点を取りにいったぶん、失点が多くなってしまったと思います。

--シーズンを振り返ってみて。

やっぱり優勝しないといけないのは分かっているんですけど、それをピッチ上でチームとしてうまく、今日の試合もそうですけど、個々では頑張っているんですけど、チームとしてはうまくできていなかった。外から見ていてもやっていても少し感じるところはありましたけど、無冠では終われない。あと1試合、名古屋に行ってJリーグがあるし、それから2試合天皇杯があるので、しっかり準備してやりたいと思います。

--シーズンを通して足りなかったことは?

1つではないと思います。これをいまここで、「何」と言われても自分も試合が終わったばかりなので分析もしていないし、自分を含めて、今季……。言い訳みたいになるので止めます。

--優勝争いをした手ごたえもあったのでは?
優勝争いをするメンバーはいると思います。でも、優勝できるかはまた別な話で。攻守がうまく絡んでいるゲームというのは多くはなかった気もしますし、ただ、これを来季だったり今後につなげていかないといけない、というシーズンにしたいと思います。

町田 浩樹

自分たちで自分たちの首を絞めてしまったと思います。終わったあとは疲れて動けませんでした。

--悔しかったのは当然のこと、そのときの気持ちは?

勝たなきゃいけなかったので……。ほんとに体が動かなかったのと悔しかった気持ちだけです。

--失点シーンを振り返ると?

ちょっとまだ失点シーンの動画を見ていないので的確にコメントできるか分からないですけど、こぼれ球のところで自分とワンくん(犬飼 智也)の近くに落ちて、少しちょっと処理がハッキリしなかったのが1失点目で、2失点目はクロスからだった。相手のシャドーのところに入ってウイングバックを使われるのが多くあったので、そこはもっと早く修正しないといけなかった。
前半は相手の思うようにやられてしまったなと思います。

--後半は少し守備を我慢するように変えた?

前から行ってシャドーを使われて、というのが多かったので、そこはやっぱり点を取りにいきたい気持ちはありますけど、我慢するところも必要だったので。その代わり奪ってから出ていくところは力を入れないといけないと思ってやっていました。

--良いクロスも供給していたが?

でも、入っていないので。点につながらないと意味がないと思います。

--天皇杯はまだ可能性がある

もちろん残り試合がある。目の前の試合を戦うしかないので、バラバラにならないようにみんなでまとまって一戦一戦、戦いたいと思います。

出典元
https://www.jleague.jp/match/j1/2019/113002/live/#player



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  • この記事を書いた人

yuramei

鹿島アントラーズサポーターのyurameiです。普段は千葉在住の1972年生まれのサラリーマン(中間管理職)です。当ブログでは、ゆるいサッカーネタのほかに、グルメ情報(スタジアムグルメ・その他一般グルメ)、趣味、世の中の色々なものを検証したりしたことを綴ります。

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