私生活の備忘録

旅行先での交通事故(車対車)私の体験談・事例を公開します。【備忘録】

事故イメージ

交通事故はあってはならないものですが、自分で注意していても相手の不注意によって交通事故にあってしまう事もあります。

今回、私は家族旅行中にそのあってはならない交通事故(車対車)にあってしまいました。


過去にも交通事故は経験がありますが、旅行先(非地元)で起こす交通事故は初めての事で、これが相当に勝手が違ってスムーズさを欠いてしまったので、経験談とともに私とまだ経験無い方(無いに越したことはありませんが)への贈る言葉(備忘録)として記事にしたいと思います。

本記事のテーマは次の通りです。

その①:今回の交通事故の状況について

その②:交通事故直後に取った行動について

その③: 交通事故現場で困ったこと

その④:修理工場について

その⑤:任意保険でカバーされる車の修理代金について


その⑥:交通事故後の旅行はどうしたか?

その⑦:臨時費用もカバーされる任意保険について

旅先でまさかの交通事故で気が動転しているので、本当に困りました。

なので、その詳細を記事にしたいと思います。

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交通事故の状況と私の情報

事故車

・出身地(地元)  :千葉県
・事故を起こした場所:福島県
・任意保険会社:全労災マイカー共済(こくみん共済COOP)
・事故内容:交差点(当方が優先道路走行)での衝突、人身傷害は双方とも無し
・同乗者:私は家族(妻と子2人)、相手は1人のみ

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交通事故直後に取った行動と困った事について

①まずは、警察(110)へ電話し出動をお願いしました。

②そして保険会社(全労災)へ電話して報告しました。

③②に続いて保険会社のロードサービス(けん引)を依頼しました。

警察への連絡で困った事

①警察(110)へ電話した際に、事故現場を聞かれますが、地元民では無いだけにこの場所(住所)をうまく伝える事が出来ませんでした。

どう場所を伝えたか?

警察の方から周りに目に入る店や建物と聞かれましたが、あいにく住宅街でそれらしいものが無く、次に「周りに見えるアパートの有無と建物(アパート)名」を聞かれましたが、アパートはあったものの、その建物名は見当たらず伝える事が出来ませんでした。

次に周りの電柱の有無を聞かれ、その電柱に貼られているプレートを見て記載内容を伝える様に言われ、直ぐ近くにある電柱のプレートの記載内容を伝えました。

⇒結果、場所を把握しもらう事が出来ました。

電柱
電柱に付いているプレート

※目印となる建物等が無かったら、電柱のプレートを警察に伝えれば場所を特定してくれました。

※スマートフォンから110へ電話したのですが、緊急通報扱いで自動でGPSで居場所を警察へ通知してくれましたが、会話の中で「〇〇にいますか?」と聞かれても土地勘無い旅行者は詳しい地名までわからず、答えようがありませんでした。

レッカー移動先を指定しなければならない点が困りました

レッカー移動

警察が到着すると、書類手続きや現場検証などが行われますが、真っ先に聞かれ、何回も聞かれる項目が「レッカーを呼んだかどうか?」でした。

事故現場に放置させない為なのかな?と思いましたが、保険会社依頼でも呼んで無くて業者を知らなければ、警察の方で呼んでくれるとの事でした。

私は事故直後に警察へ連絡した後に保険会社へ電話をしてロードサービスの担当部署へ回されてレッカーを依頼しました。

その時に現場到着までに50分かかるとの事。
同時にどこまでレッカー移動するのかを聞かれました。

ここまでの流れはかなりのスピード感で進んで来ています。

事故へのショックもあり、即答える事が出来ません。

(地元ならば板金工場やディーラーなんかにも繋がりがあって、そこへレッカー移動を即決出来るのでしょうが)この点でも旅行先と言うそう言った意味では慣れない環境下で悩まされたのが下記の点です。

①レッカー移動経費は100kmまで自身の保険会社で補償してくれるが、それ以上の場合は自己負担となる。
(この時、概算で10万円以上の負担になると言われました)

②①の負担が発生する事を考え、旅行先近隣での修理を検討したくともどこに依頼すれば良いかがわからない。(知り合いがいない)

⇒アドバイスを求めるべく、数人の知人に連絡するものの「これがベスト」と言う意見も貰えませんでした。
(地方で事故を起こした経験がある人なんてなかなかいませんよね。)

結果的に発生するであろう費用の安く済む方優先して②を選択しました。
(※前述①の地元へのレッカー移動費:10万円以上と修理後に電車で取りに来る経費:約1万円を比較しました)

交通事故で気が動転している時にこれらを決めなければならないのですが、かなり困りました。

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修理工場の選定について

結果的に、修理工場はレッカー移動で現場へいらした業者が板金塗装会社だった為、そのまま修理依頼してしまいました。

(現場では事故のショックがあってその他の事を考えるほど頭に余裕がありませんでした)

現場で考えた事

現場では相手との情報交換(住所・氏名・連絡先など)の他に、警察との現場検証やり取り、保険会社との電話連絡でかなり忙しくなります。

その中でもどうするかを決めなければならず、それらのやり取りをしながら考えなければなりません。

①修理代のこと

この規模の交通事故は起こした経験が無い為、相当の高額な修理代が必要になるのでは?と言う事が頭を悩ませました。

近くのディーラー(もちろん知り合いはいません)に持ち込めば修理代が嵩んでしまうな?とか、板金屋さんのが安く済ませるかな?とか頭の中を駆け巡り、その場では「安く済ませる選択」を優先してしまいました。

②しっかり修理もらえる工場なのかの不安

こればかりは事前情報も無く、スマートフォンがあると言っても現場で調べる訳にもいかないので相手を信用するしかありませんでした。

一応どんな修理が可能なのかどうかを聞きましたが、前述の通り色々なやり取りの中と交通事故のショックなども入り乱れ時間も限られる中で決めなければならず、レッカー移動して頂いた板金屋さんに依頼をしました。

はっきり言って見ず知らずの修理工場です。
愛車の修理を任せるに当たってはかなり不安でした。

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任意保険でカバー出来る修理代金について

今回、保険料の支払われ方についての知識も詳しく無かった事もあって修理工場の選定面で「なるべく安く済ませる」選択を優先してしまいましたが、正しい知識を持っていればこの判断も変わっていました。

今回の事故を起こした事によりネットで検索してもズバッと解説されているものが見つけにくかったので、ここで解説と参考URLを掲載しておきます。

①過失割合 相手:100%、自分:0%の場合

これはわかり安いです。

自分に過失がありませんので基本的に自己負担はありません。

②過失割合 相手:60%、自分:40%の場合

自分の車の修理費用:100万円とすると、この分の60%(60万円)は相手の対物賠償保険より支払われます。

自分の過失分40%(40万円)については、車両保険に加入していれば自分の車両保険より40万円が支払われます。(入っていなければ40万円は自己負担になります)

相手の修理費用が:50万円だったとすると、自分の過失分40%(20万円)は自分の保険の対物賠償保険より相手に支払われる事になります。

参考URL(アクサダイレクト)
>>> 車同士の事故でお車に傷がついてしまった場合、どのように補償されるのかご説明します。

この程度の事は常識的にご存知の方が多いとは思いますが、私も妻も知識が無かったので、同じ様な方が「もしかしたらいるかも知れない」と思い記事にしました。

保険金の知識があったらどうしていたか?

・地元で無い不慣れな旅先
・板金屋さんの口コミ情報等皆無
・保険金で修理費はカバーされる(車両保険に入っていた為)

以上の事から「信用」と言う点で「現地(旅先)のカーディーラー」へ依頼していたと思います。何かあったらディーラーの看板もあってクレームの対応もスムーズなイメージとやはりメーカー系ディーラーならではの技術力も期待(信用)出来ると思います。

結果的に正しい判断はどちらだったのかはわかりませんが、事前に情報と知識があれば即座に判断出せていたと思われ、ディーラーへ持ち込む判断を出せ無かった事はちょっと悔やんでいます。

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交通事故後の家族旅行はどうしたのか?

森林

3カ月前に計画を完了し宿泊先やレジャー用チケットの手配を済ませていた為、急遽レンタカーを借りて続行しました。

幸いなことに、事故現場から宿泊先までは約2kmと近かった(近いだけにあと少しで到着出来た事から悔やまれますが)事から、まずは宿泊先までタクシーで移動しました。

レンタカーについては、たまたま仕事でもトヨタレンタカーを使用する機会が多く、WEB会員になっていたので10%割引きもあって助かりました。

帰省については車が使えませんので家族全員電車で帰る事にしました。
2日後の帰省につき東北新幹線でも使える「えきねっと」を利用し指定席で安く済ます事が出来ました。

関連記事
>>>【えきねっとトクだ値】利用がおトクすぎる!銚子で海鮮ランチを食べるプラン!(総武本線・特急しおさい指定席)

以上が今回の交通事故により車が無くなってしまったので臨時で発生した費用になりますが、調べてみると保険会社によってはこれらの費用がカバーされる会社もある事がわかりました。

臨時費用もカバーされる任意保険会社(抜粋)

チューリッヒ保険会社

①24時間レンタカー基本料金を支払い

 ※乗っていった車が使えなくなってしまうのですから、これは助かります。実際に私も2日間借りました。

②帰宅費用サポート(限度額無し、搭乗者全員分)

 ※これは助かりますね。私の様に家族旅行ですと子供入れて4人でした。結果約3万円の出費となりましたが、これがカバーされます。

③宿泊費用のサポート(条件付き)

④レッカーけん引距離100kmまで無料

 指定工場への搬送の場合、距離の制限なく無料
 ※この点は全労災も一緒でした。

⑤修理後搬送費用を全額サポートもしくは修理工場までの1名分の交通費全額サポート

⑥ペットケアサポート

 現地でのペットホテル費用とホテルまでの交通費を支払い等。

⑦キャンセル費用サポート

 事故1回につき総額50,000円まで支払い。(ホテルや航空機などのキャンセル費用)


 ※今回、私もイベントの前売り券を購入しておりキャンセルを余儀なくされましたが、このようなサポートはありませんでした。

⑧カートラブルクイックサービス

 ガス欠時のガソリン給油、キー紛失時の解錠・キー作成、キー閉じ込み時の解錠など11項目

 ※充実し過ぎってくらいの内容です。太字部分は次のソニー損保には無いサービスです。

ソニー損保

①24時間レンタカー基本料金を支払い

②帰宅費用サポート(限度額無し、搭乗者全員分)

③宿泊費用のサポート


自走不可能な場合で当日の帰宅・移動が困難で宿泊が必要になった場合、最寄りのビジネスホテルクラスの宿泊費を全額支払い。

④レッカーけん引距離100kmまで無料

 指定工場への搬送の場合、距離の制限なく無料。利用回数の制限無し。

⑤修理後搬送費用を全額サポートもしくは修理工場までの1名分の交通費全額サポート

⑥ペットケアサポート

 現地でのペットホテル費用など(1万円まで)の支払い。

⑦カートラブルクイックサービス

 ガス欠時のガソリン給油、キー閉じ込み時の解錠など11項目

レッカー移動や現場での手続きを終えてホテルへ帰ってから他の保険会社だとどうなってるんだろうと調べてみたらこの様な充実な内容に驚いたところです。

※参考 全労災(こくみん共済coop)

①レッカーけん引または積載車による搬送100km

②脱輪・落輪による引き上げサービス

③現地で実施可能な30分以内の路上サービス

 バッテリー上がり、鍵紛失時の解錠作業、タイヤ交換作業など

④燃料切れ時のガソリンサービス(10ℓ)

こう見てみるとちょっと寂しい内容ですが、全労災は掛け金の安さが最大のメリットです。今でこそネットからの申し込みで自動車保険も安くなりましたが、私が車に乗り始めた頃の約25年前は高い保険会社しかなく、全労災マイカー共済が格安で保障も充実していた自動車保険で負担が少なく加入しやすかった経緯があります。それ以来、加入させて頂いています。

※今回、全労災でも 車両保険からレンタカー代金は上限7,000円/日まではカバーされる事が(後から)わかりました。

その他、交通事故で困った事

①旅行用荷物の持ち帰り

家族旅行ですから4人分×数泊分の荷物とレジャー関連荷物(私の場合はプールに行った為、浮き輪や飲料用ケース・搬送用コンテナーがありました)がありますが、これを電車で持ち帰るにしても限度があり、優先順位を付けて車へ残して残りは家族全員で手分けして持ち帰りました。

②意外と知人からアドバイスが貰えない

親・友人・先輩に連絡して伝えても、皆が「旅行先で交通事故を起こした経験が無い」為、気の利いたアドバイスが貰えませんでした。

皆がどっちがベストなのか?考え込んでしまう感じになってしまい、事故を起こした当事者の私と同じ状況になってしまっていました。

当然の事で、こんな事で経験豊富な人はいません。

旅行先での交通事故(車対車)私の体験談・事例を公開します。【まとめ】

旅先で土地勘の無い場所で旅行中に交通事故と言う状況下での困った点などを記事にしました。

もしも同じ様な事になった時は次の様に対応すればベストかなと思う点をまとめます。

①自身の加入しているロードサービスの内容を把握しておく。

※私のレンタカー代金の保障に様に、車両保険に加入していると更にアップグレードされたサービスがあるかも知れません。

一度加入されている保険会社に確認を取ると良いかも知れません。

②事故後は冷静にまずは警察(110)へ電話。住所がわからなければ近くの建物やアパート名、わからなければ電柱のプレートの記載内容を伝えてもOK。

③車両保険に加入していれば、最寄りのディーラーへ搬送をおススメします。

しっかり修理して①のロードサービスの内容によっては搬送費用も出ますし、取りに行く交通費も出ます。

以上、もしもの時の参考になれば幸いです。
(あってはいけない事ですが)



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  • この記事を書いた人

yuramei

鹿島アントラーズサポーターのyurameiです。普段は千葉在住の1972年生まれのサラリーマン(中間管理職)です。当ブログでは、ゆるいサッカーネタのほかに、グルメ情報(スタジアムグルメ・その他一般グルメ)、趣味、世の中の色々なものを検証したりしたことを綴ります。

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