正直なところ「えっ!?」でしたが、断る理由があるようです。
世間的には既に大人気の商品セブンイレブンの「さばの塩焼」ですが、はずかしながら私は最近この美味しさを知りました。
骨も取ってあって、食べやすく味も良い。
そして減量中の身としては、サバ水煮とおなじく「高タンパク・低糖質」食品としても貴重です。
この味を知って以来、出張時の朝食や昼食の1品として購入機会が増えたのですが、普通に「温めてください」とレジでお願いしたところ、「それは出来ません」と断られた店が2店続けてありました。
【さばの塩焼き】温めを断る理由
便利さが売りの「コンビニ」にして、おかずの鯖を温めてくれないなんて・・・。
その理由を聞いてみると、商品自体が家庭用の電子レンジのワット数に対しての加熱時間を設定しているので、ワット数の大きい店のレンジでは温め出来ないとの返答でした。
【さばの塩焼き】店員との攻防
店員「これはお店では温められません」
私 「えっ!?どうして?」
店員「これは家庭用の電子レンジ用に温める時間を設定しているので、お店の電子レンジではワット数が違うので出来ないのです」
ここで、電子レンジに関しての知識を持っていた私は、「温め時間を調整すれば大丈夫では?」とお願いしてみます。
※電子レンジのワット数×加熱時間を「加熱パワー」とすると、ワット数が変わっても加熱時間で調整すれば加熱パワーはほぼ一緒になるので、かんたんな掛け算・割り算で算出する事ができます。
例えば鯖の塩焼きの場合、500Wで40秒なので
500W×40秒=加熱パワー20,000になります。
これを1,500Wの電子レンジで加熱する場合、
20,000÷1,500=13.3秒で
約13秒加熱すれば500Wで40秒加熱するのと同じ加熱が可能になります。
私 「ざっくりと13秒位だけ温めてくれれば良いですよ」
店員「え・・・。少々お待ち下さい。。。」
※他の店員に相談した後に
店員「容器が破損する可能性もありますが・・・?」
私 「全ての責任は私にありますので、よろしくお願いいたします。」
【さばの塩焼き】こうしてやっと温めてくれる事になったのです。
そして翌朝、朝食にまたもセブンイレブン「さばの塩焼」をと思い、静岡県静岡市内の店舗にて温めを依頼。
すると、またもや温める事は出来ないとの返答。
「どうして?」と聞くと
店員「この商品は家庭用なので、お店では温められないのです」
連続2店に拒否られてしまった「まさか感」を感じつつ、上述の学習もあって
私「すいませんが、容器の破損も味の変化もいずれの場合も全てクレームは出しませんので、13秒位だけ温めて貰えませんか?」とお願いします。
すると、渋々受け付けてもらったのですが、温めた後の商品受け取りの際、ムスッと何の言葉もなく手渡されました・・・。
「えーっ!?そんなに怒らせちゃった??」
私はこの時、このままでは全国の「鯖の塩焼きは温める派」にとってまずいのではと思い、この記事を書く事を思いつきました。
これから時間を掛けて、対応してくれないお店がどの位あるかを検証してみたいと思います。
同じ思いをされた方で情報頂けましたら、追記して行きたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
【さばの塩焼き】温めを断られた店舗
さばの塩焼きの温めを断られてしまった店舗は以下の通りです。
①静岡県焼津市の店舗
②静岡県静岡市の店舗
セブンイレブン【さばの塩焼き】のレンジ温めを断られる件【あとがき】
茨城県に店舗を持つセブンイレブンオーナーの友人にこの件を話したところ、同店では温め対応を行っているが、本部からは1,500W:●秒と表記の無い商品は、品質を落とす可能性、袋・容器の破損の可能性があるので基本的にお断りするように言われているとのことでした。
今回、偶然にも静岡県内の店舗でそれに遭遇しましたが、静岡県の店舗は本部に従順なのか?どうなのか??
でもやっぱり温かい「さばの塩焼」が食べたい!